95	株式会社メガチップス会長 、株式会社メガフュージョン取締役兼代表執行役社長 進藤 晶弘さん 過去の対談一覧 第141回〜 第121回〜第140回第101回〜第120回第81回〜第100回第61回〜第80回第41回〜第60回第21回〜第40回第1回〜第20回

50歳からの起業で、2社上場させた あの家庭用ゲーム機の中身（LSI）は、進藤晶弘さんが創業された株式会社メガチップスが生み出したもの。進藤さんは、有名大企業の半導体研究所・所長の職にありながら、50歳を目前に独立、起業されました。 自社工場を持たず、顧客ニーズに応えるための研究開発に全力を注ぐファブレス企業として、現在は先駆け的存在となっている(株)メガチップスですが、起業に至るまでの想いとは何だったのでしょうか。大切に貫いた想いや行動指針、起業後の試練やそれを支えたチームワーク、さらにはリーダーの条件といったことを伺いました。「やりたいことをやり抜く」勇気と楽しさが伝わってくる対談です。 【前半】 49歳と11カ月まで、独立は考えていなかった 入社して最初の2年、ものすごく苦労しました 人生は自分で責任持つしかない 目先の不幸に嘆くべからず 会社にいる1秒1秒を大事にしよう 小学生の時、記憶喪失に 先生にほめられて、勉強し始めた これ以上不幸なことはないだろう 任天堂の成功の一つの要因をつくりました お客さんを成功させたら、自分たちも成功するんです 工場なしの、設計だけの半導体メーカーを作りたかった 要は人間だけで戦うんだから、私にもできる 普通の方では思いつかないような解決策を思いつく お客さんに喜んでもらえるのがモチベーション 創業「前」の危機 創業2年目の危機。社員全員でディスカッションをした 従業員を集めてきた責任があります 【後半】 次の経営者に引き継ぐための工夫 次の社長を選ぶ 会長、という仕事 60歳でさらに2社目を起業 公開後2年目に、上場廃止を言い出した 会社をつくるには、「燃えるもの」が必要 リーダーの条件 変化しない限り、成長はない 念ずれば、叶えられる 従来型MBA派と実践派 起業家、事業家、経営者。3つのタイプ 私の最後の仕事、夢。		進藤 晶弘 (シンドウマサヒロ) 株式会社メガチップス会長 、株式会社メガフュージョン取締役兼代表執行役社長 1942年愛媛県新居浜市生まれ。愛媛大学工学部工業化学科卒業。三菱電機(株)入社。MOSIC製造部部長代理を務め1979年同社を退職、(株)リコーに入社。84年同社電子デバイス事業部副事業部長。86年電子デバイス事業部半導体研究所所長(兼務)。 90年に退職し、(株)メガチップス創業、代表取締役社長に就任。98年ジャスダック上場。会長に就任し同年、ビジュアルコミュニケーション（現(株)メガフュージョン）創業。代表取締役社長に就任し、2年後にジャスダックに上場。(株)メガチップスは2000年に東証一部上場。 (財)社会経済生産性本部中小企業庁計画部計画課創業・ベンチャー国民フォーラム幹事、経済産業省中小企業庁中小企業政策審議会臨時委員など歴任。現在は、アントレプレナーを育てるべく、インキュベーションセンターを開設。また、大阪市立大学大学院創造都市研究科にて教授を務める。 ※プロフィールは対談公開時 （2007年03月）のものです。 イー・ウーマンのビジネス案内 イー・ウーマンで働きたい