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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第95回 進藤 晶弘さん

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95
株式会社メガチップス会長 、株式会社メガフュージョン取締役兼代表執行役社長
進藤 晶弘さん

先生にほめられて、勉強し始めた

佐々木

でも、小学校の時の後遺症はその後、中学からはまったくなく?

進藤

ええ、中学の時に、ある先生からほめてもらったんですよ。それは何か言うたら、社会のなにかの試験で、90点くらい取ったんですよ。そうしたら先生がびっくりしてね、「よくやった」と。

「君はやったらできるんだよ」ってね、ほめられた。初めてほめられたんです。そうしたら嬉しくなって、いろんなことを勉強し始めた。そこからですよ、勉強を始めたのは。

で、中学校の3年の時には、その土地では名門の高校があって、そこにはスポッと入った。で、高校3年の時にはね、どこの大学でも行けるっていう先生のお話だったんですけれども、家庭の事情でね、家から自転車で通えるところに(笑)。

でもね、それがよかったのは、大学の新設学部だったこと。新設の化学科ですから、実験設備も何も、全部新品なんですよ。先輩もいないんです。だから卒論も何もかも、全部自分で考えてやりました。当然テーマもね。先生から何か教えてもらうものがあるか、別に高度な知識は教えてくれない。一生懸命先生と汗を流して、大学のその教室の基盤を作っていたようなものです。

先生と一緒に行動して汗を流して物を作るというのを学んだ。先輩は1人もいない。何でもかんでも自分で考えて、やってみて、悪ければすぐ直すという毎日でした。失敗すれば自分で尻拭いするという、自己責任というものを、実は、無意識の間に大学の時に学んでいたのですね。

佐々木

そうですね、まさに起業家精神を学んでいるような。

進藤

実は、私は化学系の会社に行きたかった。ところが先生はね、「ノー」。なぜなら、君みたいな勉強しない人間は化学系の会社に行ったら、もういっぱいおるから大事にしてもらえない、と。だから、化学屋さんが珍しいところに行け、ってね。だからお前は三菱電機に行け、ということで。それで、私は何も分からないまま、三菱電機を受けて入ったんです。

佐々木

今思うと、その先生の言葉は正しかったということですね。

進藤

正しかったですね。びっくりするほど正しいんでね。その時に、他の人たちは化学系の会社に入った。その当時、化学系の会社は5、6年はよかったんです。そこから、成熟産業になっちゃって、低迷の時期になりました。もう、化学系の会社に入った同窓生で一線で活躍している人はいないんですが、ところが私だけね、出来が悪いから珍しがられるところに行けって言われて、行って、しかも自分の希望が、配属でも通らず、撤退しなければならない部門にやられたわけですね。実は、会社も期待してなかったんでしょうね(笑)。

佐々木

そういうことはないと(笑)。期待しているから採用したんだと思います。

進藤

運命的に悲惨なめにあって。小学生で不幸な病気をして、学生時代は期待もされず、大学に入ってからは全部何もかも自分で考えてやる、そして社会に出て三菱電機の2年間、ものすごく苦労をしましたが、その間を考えてみますと、本当の意味で起業家教育を受けていたのですね。今振り返れば、ですが。

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