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FUGA(フウガ)
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一見してスポーティーな高級車、気がつくとそこここに「和」の風情が配され、創り手のこだわりが伝わってくるクルマ。それが「FUGA(フウガ)」のファーストインプレッションでした。そのこだわりを示すように、プレスキットでは「FUGA」のロゴには「風雅」という文字も重ねるように使われています。

障子をイメージさせる白いシェードのあるルーフ
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ルーフからトランクにかけては美しい曲線。この美しさをヘアライン仕上げのアルミ素材が強調しています。それが渋い抹茶を連想させる落ち着いたボディーカラーとベストマッチ。和室の障子のように和紙調のシェードを貼ったガラスサンルーフや、グランドピアノの素材を使ったという漆塗り風のウッドパネルなど、目につくすべてがジャポネスク。

近代的でかつZEN(禅)のテイストのインテリア
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聞けば、「今トレンドの一つである『ZEN(禅)テイスト』をデザインのテーマにした」とのこと。確かに、ZENテイストは家具や雑貨、食器などでも静かな人気を集めています。しかし、そのテイストをスポーティーなクルマに取り入れたことだけでなく、それが見事に溶け合っているという意外性にも驚かされます。
フォルムの躍動感とモダンな和の情緒が紡ぎ出す、ほかにはまねのできないデザイン。内に秘めた高い運動性能とともに、日産が提案する新しい高級車の方向性を体感できる一台でした。
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