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国内営業の宣伝部、販売業務部 店舗開発室を経た後、88年に「広報部に移れ」との辞令で、新聞記者の方をはじめとするメディアへの対応を行うことに。
ちょうどそのころ、流れを大きく変えようというスローガンのもと、企業の顔である広報部も新しいイメージづくりをと、いろんな部署から人が集められた。その中に巻き込まれまして。
そのまま91年にメディア対応の管理職(広報部主担)になり、9年近く広報部にいました。
広報の仕事も十分やらせていただきましたので、異動を希望し、国内営業に拾われたのが97年。販売の第一線をよく知るべく、地区主担ということで、中国地方や四国、九州の地区を担当しました。
今でこそ広報部の女性も第一線でメディア対応をやっていますが、わたしが広報部主担に着任した当時は日産の女性として初めてだったんですね。地区主担も、女性では初めて。前例がないからこそ自由にできるところもあるし、わたし自身は女性であることを意識していませんでしたが、受け手側は最初は大変だったようです。
特に販売店の担当者は、やはり地方ですし、いきなり女性が来たのでびっくりして、何を話せばいいのかわからない。それまでは、地区主坦というとお酒でも飲んでワイワイとコミュニケーションをとってきたのに、女性が相手だと、どうしたらいいかわからないって。そのうちに、「なんだお酒飲めるんだ」とわかっていただけたみたいですけれど。
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店舗開発部部長 野村紀子氏
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