「あったあった!これだよ!」
子どもたちの声がするほうへ走っていくと、さっそくポイントを見つけてシャッターを切る姿が。スピードを競うラリーではないけれど、やっぱりみんな先を争うようにして頑張っています。のんびりしていると、置いていかれそう。
ポイントのひとつは、テレビのブラウン管を無駄なくリサイクルするために分割するための機械。実際に電気製品をリサイクルしている松下エコテクノロジーセンターで使われている機械の実演を見ることができました。子どもたちも保護者の方も、ガラス越しに一生懸命のぞきこみながら撮影をしています。
そしてパネルにある説明を読んだら、ひみつクイズに挑戦。質問は、展示されている機械の役割です。(1)テレビを組み立てる。(2)分解してリサイクルする。(3)故障を調べる。
答えはもちろん(2)のリサイクル。ちゃんと答えられたら、さあ、次のポイントへ!
ハイブリッドタワー「風かもめ」 |
ちょっと不思議なカタチをした電灯のようなもののまわりで、子どもたちが集まっています。どうやらこれも、エコポイントのようです。
「これ、なあに?」とたずねると、「太陽と風で発電する機械だよ!」と子どもたちの一人が教えてくれました。さすが! これはハイブリッドタワー「風かもめ」
。温暖化を防ぐ次世代発電システムとして注目されているものです。
ここでは、風かもめがなぜ環境にやさしいのか?というクイズに答えます。
その他、省エネでノンフロンの冷蔵庫などの環境配慮型製品が並ぶエコポイントをクリアし、みんな次々と1階のゴールへ向かいます。子どもたちの頑張りは予想以上! ゴールにはあっという間に、答え合わせをする子どもたちの賑やかな列ができました。
「子どもたちだけじゃなくて、わたしも思わず頑張っちゃいました」「楽しかったです。こういうふうに、五感で学べるイベントはもっと増やしてほしいですね」とリーダーズの保護者の方のコメント。みなさん親子ともども楽しんだようです。
※この記事は2003年掲載時の内容です