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藤村良典さん
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ちょうどキョードー東京に入って一年目
- 藤村
最初のころは、キョードーは外国のアーティストだけを扱ってたんだよね。我々キョードーグループが日本のアーティストをやりだしたのは、キョードー東京の内野さんが一番最初でね。日本のロックを育てよう、って。その次に、かをりちゃんが「早くチューリップやってください」ってずっと言っててね。でも、俺はさ、チューリップってどういう存在なのか知らなかったんだよ。
- 佐々木
私があるバイトをしているときは一度もやりませんでしたものね。でも、じゃ、私がリクエストし続けたから、チューリップは実現したんですか!?
- 藤村
そうだよ。かをりがしつこく言ってたから、やったんだからさ(笑)。それで、ニューミュージックで、アリスとか海援隊とか、あの辺をやり始めて、今に至るわけよ。だから、招聘に関しては、キョードー横浜は日本のアーティストのほうが多いんじゃないの? 3大テノールが一番最後かな? ビートルズから3大テノールまで、本当に豪華でしたよね。
- 佐々木
すごい。その裏話、読んでみたいです。ビートルズのときには、もう仕事されてたんですね。
- 藤村
ちょうどキョードー東京に入って一年目。キョードー東京のビッグボス、永島達司さんの情熱で、ビートルズの来日が実現してね。俺は、興行部に配属されて、チケットづくりや宣伝、配券なんかを担当していたんだよね。当日は、絶叫で始まり、絶叫に終わるコンサートでさ、武道館では、200〜300人の女性が放心状態で、救急車を呼んだりして対応したんだよね。今でも忘れないよ。
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