

大阪から奈良・京都へ(moza・大阪・未婚・50歳)
京都、奈良へは1時間あまりで行けるという好立地の大阪に住んでいます。美術館や博物館には一人でふらっと出かけるのが好きです。今年の秋、紅葉のシーズンと重なった奈良や京都の国立博物館では、いずれ劣らぬワクワクするようなすばらしい作品を拝見することができました。正倉院展は毎年、奈良の国立博物館で、京都では秋から冬にかけては重量級の大物作品が京都市立美術館で見られるのが常です。今年は各々の国立博物館で特別展を観た後、めずらしく常設展にも足を運んでみました。特別展の混雑をよそに国宝級の作品がゆっくり気の向くまで堪能できました。ふだんは敬遠されがちな国立博物館の常設展も意外な穴場だとあらためて思わされました。
「美しい」より「かっこいい」(たまま)
わたしの琴線に触れるものは、形容すると「かっこいい」になります。「美しい」だと少し弱い気がするのです。美術館にあるものでも、すべてがすばらしいものとは限りません。目をつぶって通り過ぎたくなるものもあります。お気に入りは佐倉の川村記念美術館です。常設のロスコがいい。あとは、画廊もいいですね。リアルタイムな作品に遭えるから。
芸術を見せる「空間」に注目(yoka・東京・未婚・24歳)
わたしの週末は、美術館のためにあるようなものです。この週末は、静岡に小旅行していて、気づけば6つもの美術館を渡り歩いていました(基本的には1日1館くらいのペースが理想なんですが、何しろ休日は短くて……)。わたしの場合「美術」よりも「美術館」に興味があります。「美術館」という空間の中に身をおいたときに得る感覚を求めて、いろいろな美術館の中に入ってみます。特に近年新しくできる美術館は、展示空間を重視したものが多数あると思います。おすすめは、ヴァンジ彫刻庭園美術館や直島コンテンポラリーアートミュージアム。みなさんの中にも、「美術」というより「美術館」が目的の方っていますかね?
芸術は「人生への讃歌」(rainyblue・神奈川・既婚・40代)
美しいものを目にすると心が深呼吸します。理屈ではなく安らいだり惹きつけられたり、時には感動のあまり涙がぼろぼろとこぼれることもありました。時空を越えて今、目の前にある作品を見ていると、遠い時代にも人は泣いたり笑ったり恋したりして生きていたのだなぁと思い、人に対するいとおしさでいっぱいになります。今年は「シャガール展」と今開催中の「ウィンスロップ・コレクション」に行きました。シャガールもギュスターブ・モローもロセッティも絵の前から立ち去り難い想いでした。魂をぎゅっとつかまれてしまうような感覚が忘れられなくて美術展に足を運んでいます。帰り道いつも生きていることをいとおしく感じるのですが、芸術というのは言わば「生きている証」「人生への讃歌」だからだと思います。
作品とマッチした雰囲気の美術館(ikkoo・東京・既婚・34歳)
9月にヴィンセント・ギャロ展に行って来ました。原美術館は初めてだったのですが、ギャロの作品と美術館の空気、雰囲気すべてがマッチしていて、目だけではなく全身で満足しました。いろいろな美術館や作品を観てきましたが、その場所に似合ってさらに魅力が増すものだということを実感したのは初めてです。あの空間に、今度はどんな作品が?と思うと、また行ってみたいという気になります。子ども抜きで、ゆったり鑑賞できたというのもあるのかもしれません。
ウフィツィ美術館(さやたん)
フィレンツェは街自体が古い石畳でいい感じですが、特にウフィツィ美術館はよい美術館でした。入場するのに2時間以上待たされたけれど、入って観た名画の数々には、声も出ず、ただただ前にたたずみました。絵が好きじゃなかったわたしでも、名画ってこういうものかと感動しました。
海外の美術館ならではのこと(すりーぴい)
夫がルーブル美術館で「写真は撮り放題。近くで模写もできて、うれしかった」といってるのを聞いた時はビックリしました。考えたらどうして日本はダメなんでしょうね。なんだか、見せていただく……という感じで、ぎょうぎょうしい気もしています。でも、ちょこちょこ、出かけます。また作品が身近感じる日展が好きです。
ゴッホ展じゃなくて人を観た?(なべなべ)
美術館は大好きですが、大きな所に作品がいっぱいあるのは疲れちゃうので苦手です。先日も神戸で行なわれたゴッホ展に行きましたが、ゴッホの絵を観に行ったのか人を観に行ったようでした……。こじんまりとした美術館で途中ミュージアムのカフェでお茶をしながらゆっくりするのが好きです。一番おすすめは品川にある原美術館です。
常設展(SAKUSHA)
つい先日初めてメトロポリタン美術館を訪問しました。入り口付近の駐車場に観光バスが何台も停車していたので「ものすごい混雑かも」と不安でしたが、たしかに人は少なくはありませんが美術館そのものが大き過ぎるので鑑賞する人もばらけてしまうようで、特にどの絵の前にも人垣ができるということもなく、好きな絵の前では好きなだけたたずむことができました。そしてそのすばらしい作品は全部「常設展」なんですよね……。ヨーロッパの美術館でも常にうらやましく思うのはこの点だったりします。
開館時間をもっと遅く(たみたみ)
最近は、少し脚が遠のいていますが、美術館、博物館ともに好きです。行くのはたいてい一人。一人のほうがじっくり見られるから。友人と行っても別々に観賞して、出口で集合。そのあとでお茶をしながら、その話をしたりします。じっくり作品と向き合うには、そのほうがいいのです。平日に行くにはもう少し遅い時間までやっている日が増えるといいなと思います。遅くまでやっているところもありますが、仕事をしているとなかなか難しいですよね。
「本物」を見る喜び(Kylin・大阪・既婚・43歳)
わたしが美術館・博物館に足を運ぶのは、「本物」をこの目で確かめるためです。「センスを磨くには、どうしたら良いか?」とよく聞かれますが、これに勝る答えはないでしょう。やっぱり、大事なのは一人で行くこと。展示室に足を踏み入れた瞬間に、必ず「呼ぶ絵」があります。その絵の前に行って座って付合ってやります。あと、鑑賞の後に行くアート・カフェやミュージアム・ショップ巡りも欠かせません。街のショップにはない個性があります。
安藤忠雄デザインの建物のよさ(のぼ)
専門的な知識もなく、難しいことはまったくわからないのですが、なんとなく美術館や博物館に行くと心が落ち着くんですよね。そういう意味で時々フラリと訪ねることがあります。おすすめは大阪にある、近つ飛鳥博物館。安藤忠雄さんデザインの建物は、中に入るとなんかいいんですよ。近くに来られたおりには、ぜひみなさん行ってみてくださいね。

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