
さまざまな料理、お菓子も魅力(ryuchan・神奈川・パートナー有・37歳)
『赤毛のアン』にはまったのは、中学の時。『赤毛のアンシリーズ』はアンの娘リラまで10巻あり、夢中になって読んでいました。魅力の一つはそこに出てくるさまざまな料理、お菓子。当時、活字の中でこんな感じかなとお菓子を想像していました。アンを読むとお菓子を作りたくなってしまい、クッキーなどをよく作りました。
つい最近NHKで「アボンリーへの道」という海外ドラマを放映していたのですが、あの当時のアンの世界の風景が広がっていました。このドラマを見て、またアンを読み返しています。今はアボンリーの田舎のおばちゃんの会話がなんだかおかしいし、皮肉がきいてて「粋」な感じ。人生のエッセンスが効いているな〜なんて思いながら読んでいます。こんなところが気になるようになったなんて、私も「おばちゃん」になったかな。
めぐり合えたことを感謝(noonmoon・大阪・パートナー無・53歳)
二十歳を過ぎてから読みました。なぜもっと早く読まなかったのか悔やみながらも、アンにめぐり合えたことをどんなに感謝したことでしょう。泣きながら“e”にこだわるアンにならってメールアドレスに“e”を付けました。いつも生き方を教えてもらっています。
再度読んでみたい(ゆかりっくす・神奈川・パートナー有・30歳)
初めて読んだのが二十歳の頃でした。しかし、奥深さを味わうこともなく、上っ面だけを読んでいたような気がします。そのため、わたしの記憶の中では子どもの恋愛物語という印象しかありません。今回、初めて実は奥深い物語だったことを知り、再度読んでみようと思っています。
何度読んでも感動(ノッコ・大阪・51歳)
わたしは小学校6年の時に従妹から借りて読んだのが初めで、よく友達と『アンごっこ』をしました。以後『アンの青春』から『アンの娘リラ』まで読みましたが、大人になっても時々読んでいました。いつも枕元に置いて。『アンの幸福』などは、大人になってからやっと意味がわかりました。
原書を知らないだけかもしれませんが、映画では、青春と愛情がごっちゃになっていた気がします。『アンシリーズ』は何度読んでもおもしろいし感動するし、本当に名作ですね。最近本屋さんで松本さんの『アンにでてくるシェークスピア』を読んでいます。ゆとりができたら原書も読んでみたいと思います。アンの良いところは、「同じ失敗をしない」というところと、「わたしは誰であれ、わたしの友達を悪く言うのを許さない」というところかな。子どもの時にこの2点が特に心に残りました。これからも深読みしたいと思います。