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今年話題になる税金の話といえば、所得税の大幅な見直しと、寄付金・公益法人税制、それから納税者番号でしょう。所得税の見直しについては、一昨年のコラムで触れましたので、今回は、納税者番号について問題提起をしてみましょう。
納税者番号制度とは、納税者一人一人の番号をつけて(住民基本台帳番号か年金番号を用います)税務申告に使うことによって、所得や納税などの実態を把握するための制度です。これは、税務行政を効率化し、事業者・投資家等の申告をけん制する効果を期待するものです。もっとも、オールマイティーではないことは、議論の中でお話します。税務の適正化のためには不可欠の制度ですが、事業者をはじめ、抵抗が強いことはご承知のとおりです。年金一元化の関連でも納税者番号の導入が話題になるでしょう。
さて、皆さんはこの制度の導入に賛成ですか? 導入にあたっては、大変な手間やコストがかかること、プライバシー侵害のおそれがあることなどが話題となっていますが、どう思いますか? 皆さんの投票・投稿をお待ちしています。