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2005/1/17(月) - 2005/1/21(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマ家計資産の一部を外貨建てで保有している

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キャスター
田嶋智太郎
田嶋智太郎 経済ジャーナリスト

この1週間、私は「大幅な円安になったら」という言葉を幾度となく使った気がします。自分の国の通貨の価値が高まることを信じたいというのは当然のことなのですが……やまささんがご指摘されている通り、国内総生産……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

金融機関の安全性という視点も大切(れじ子・北京・パートナー有・32歳)

現在北京に住んでいるので、北京と香港と日本に口座があります。北京には必要最低限のお金、日本の口座には日本滞在中に必要になる程度の金額、残りはすべて香港の口座においてあります。これからは外貨の資産が必要だとおっしゃいますが、日本の銀行ではキャッシュカードによる不正引き出しなどで、財産の保全が心配な状況です。地震のリスクも気になります。一体、どれだけの金融機関がしっかりとしたバックアップ体制を持っているのでしょうか。大切な資産は、安心できる場所に置いて運用すべきだと思うので、私は香港で運用しています。将来的にはスイスに移すのがいまの目標です。

ネットバンクなら手数料も低額(CYNTHIA MA・東京・パートナー無・41歳)

ネットバンクでドル預金をしています。たしかに最近の円高でいまは目減りしていますが、逆に円高のうちにもう少しドルを買い足そうかなと考えています。ネットですと為替手数料はかなり安くすみます。キャンペーンのときなどはチャンスですよね。新聞の為替の変動をいくらにらんでいてもベストな買い時はわからないから、思い立ったときに買う! すぐにもうけようとか思わないようにしています。まずは少し買ってみるといい勉強になります。

資産を守るためにドル年金に(やまさ・山梨・パートナー無・35歳)

去年からしています。こんなに借金のある日本の通貨がこんなに価値があるとはずっと思えなくて、外貨預金をしたいとずっと思っていました。でもどうすればいいか分からなかったんですが、保険会社の方に話してみたところ「ドル年金」を紹介してもらいました。投資目的とかではなく、ただただ資産を少しは守っておきたいと思って始めました。

NO

関心はあるが踏み出せない(まめちゃこ・東京)

関心はありますが、リスクもかなり大きいと思うと、踏み出せません。もし、行うなら、慎重に研究してからでないと怖いです。

円と外貨のバランスが見極められず(のほっち・山口・パートナー有・33歳)

正直なところ、円と外貨とのバランスが見極められずにちゅうちょしているのが現状です。勉強不足と言われればそれまでですが、リスクを恐れていることは確かです。

これから一部を外貨建てにする予定(kazenoko・千葉・パートナー無・30歳)

ちょうど円高になってきていることもあり、今年は外貨建てに少し移そうかと考えています。資産計画というものが最近気になり始めたばかりなので、資産そのものが少ないため、そんなに分散できるほどないのですが、将来のことを考えると、円だけで資産を持っているのは危険だなと感じます。今年は勉強も兼ねて一部を外貨建てにして、マネープランを考えていきたいです。

引き出し手数料が無料になるので(きの)

外貨(ユーロ)の積み立てはしていますが、資産形成のため、というわけでなく、積み立てをしているとコンビニで引き出すときの手数料が無料になるからです。資産といえるほど、貯蓄がないのが本音です。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

家計資産を取り巻く環境、前提条件が大きく変わります

この1週間、私は「大幅な円安になったら」という言葉を幾度となく使った気がします。自分の国の通貨の価値が高まることを信じたいというのは当然のことなのですが……やまささんがご指摘されている通り、国内総生産(GDP)の140%を超えるほど借金を抱えている国の通貨の価値が他の国よりも高くていいのかという疑問もあります。

かつて、1ドル=360円の時代から一時的にでも100円を割り込む水準まで円高が進んだのは、言うまでもなく高度経済成長期であったため。そして、とうに日本は成熟期に入っています。成長期と成熟期では経済や社会の運営法も変えなければならないのに、いまだに過去の成長期のやり方がまかり通っており、それが借金の原因の一つになっています。たとえば、政・官・財の癒着や族議員たちによる与党内派閥抗争、地元利益誘導型の政治家が選ばれる選挙制度などなど……。もちろん、こうしたことに疑問を感じながらも実際には変えようとしない、変えることを諦めている国民にも大いに責任があるでしょう。

家計資産の管理、運用方法だって、かつての高度経済成長期とは変えてゆかなければなりません。いまや円建ての銀行預金や郵便貯金にいくらお金を預けても、それが産業や社会に有効に活用されない時代になっています。たとえば、道路公団のやり方を非難しながら郵便貯金に精を出す、自分の会社に資金が回ってこないと嘆きながら株式投資をギャンブルとののしる事業主など、言っていることとやっていることが逆になってしまっているケースがままあります。

銀行預金や郵便貯金から株式や債券、不動産などに資金がシフトしなければ、経済社会の発展は限られます。金融機関の収益力が世界一低く、世界に誇る技術を持つ多くの企業が十分な資金を得られない状況下で産業が発展し続けるはずもありません。

少子・高齢化のスピードが世界一速いという点一つとっても、これからの日本が世界のなかで大きな存在感を示すには困難な材料。戦後、一貫して増え続けてきた総人口も来年からマイナスに転じ、最も悲観的な予測では100年後に半分になると指摘しています。

すべて、これまでとは前提条件が変わってくるのです。前提条件が変わる以上、これまであった「家計資産は円だけで持っていても大丈夫という常識」も変わるのではないでしょうか。

この1週間、多くのご意見をお寄せくださいまして、本当にありがとうございました。

田嶋智太郎

田嶋智太郎

経済ジャーナリスト

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