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今週のテーマ会議番号:2780
日本国憲法第9条の「改正」に賛成ですか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2009年07月20日より
2009年07月24日まで
円卓会議とは

伊勢崎賢治
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
伊勢崎賢治 東京外国語大学 大学院地域文化研究科 教授
円卓会議議長一覧
9条に関する僕の政治的な発言は、インターネットを駆使なさっている皆さんにとっては、Web検索で簡単に分か……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 母国を守るために (marco302・パートナー無・37歳)
北朝鮮問題に関し、昨日クリントン国務長官が発言しました。「日本、韓国などの同盟国は憂慮すべき問題であるが、北朝鮮はかまって欲しい子どもと一緒。相手にすべきでない」と。この発言、憂慮すべきとは言ってはいても、所詮海の向こうの問題で他人事のようなものいいです。そして米国の戦力は北朝鮮の比ではないとも。では武力をもって武力を制することのできない日本はどうすべきなのか。戦争には反対ですが、憲法第9条の改正は必要だと思います。

yes わからない (YURIKA・兵庫県・パートナー無・32歳)
私の意見は、未だはっきりしません。武力を持たないと言いつつも、柔軟に対応せざるを得ない状況にあるのだから、第9条そのものを改正すればいいと思う。その半面、今の憲法のまま日本の基本姿勢は維持し、状況に応じて時限立法で対応すればいいとも思う。この円卓会議でしっかり考えたい。

yes 中国の脅威 (aibe・大阪府・パートナー有・34歳)
私は、10年後には中国が完全に米国を上回る軍事力を手に入れると見ています。そうなったとき、米国頼みの日本がどうなるか……台湾の二の舞です。核保有には反対ですが、自分の国家を守ることを論じるのがタブー視され「軍事力=戦争突入」と短絡的に考える今の日本の空気が恐ろしいです。

no 「教」は「憲法」より強くなる? (コギ・リン・大分県・31歳)
9条とは離れますが、宗教を信じている方には、その教えが何にも勝って優先される場合があるように、私は思います。時には、信教の自由ですら、身内には無視したような発言や行動をしてしまい、(良心からされているのでしょうが)親族の争いを招いてしまったり。そういう意味で「憲法」について考えるのであれば、それは「教」であってはならないと思いますし、そもそも「教」になってしまっては「憲法」について考え、運動するということが成り立たなくなってしまうように思えます。

no 妄信は危険 (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
9条を妄信することの怖さ、伝わってきました。平和を保つには、多様性も受け入れる姿勢が大切ですよね。お互いを理解する努力も惜しんではいけません。ただ、9条を守ろうと主張するだけでは、平和は守れないのだと思います。

no 日本人として今何を誇れるのか (chicof・東京都・パートナー有・40歳)
私は、アメリカの押し付けの憲法と言われても、9条、25条は美しい憲法だと思います。そこには人間の尊厳に対する敬意が溢れています。外交では独自の判断をせず、アメリカ追随の施策ばかり、内政では国益、国民の利益に目を向けない政治やマスメディアの偏向。ナイーブな理由としては、日本人として誇れるものが少なくなった今、これらの憲法は守り伝えるべきと考えます。また9条があってこそ、被爆国である日本の発言権の大きさがあります。もし日本が世界平和実現に役立てられたら素晴らしい事だと思います。

no 日本らしく (パフィンドーナッツ・埼玉県・パートナー有・40歳)
第9条は、平和な世界の為に大切な考え方だと思います。国を守ることも大切ですが、そもそも世界が平和になれば、国を守る(核兵器を保持する等々)事は、不要なことですよね。憲法第9条の信念を世界各国にうったえ、多くの国が賛同できるような世界になることが理想だと思います。が、現実問題として非常に難しいことだということは承知しています。

no 変更しなくて良いと思う (ハルミン・東京都・パートナー無・33歳)
私は、日本の生き残りを掛けた「国益」のためでも外国侵略には絶対反対ですが、自衛・防衛のための軍隊は必要と考えます。なので、憲法については「侵略のための軍隊を保持しない」という現行の9条の文言を変更するのではなく、「自衛のための軍隊を持てる」ように政府公式の解釈を何らかの形(法律)で正式に認めればよいと考えます。また、田母神氏のような極端な人が出てきたのは、自衛隊が“いないことになっている”“日陰の存在”である事がとっくに限界を迎えているからだと友人とも話しています。

no 解釈が難しい。 (にゃおん。・兵庫県・パートナー有・36歳)
憲法9条をどのように解釈するかで、意見が変わってくるように思います。いろいろな解釈があり、私は第9条を自衛権は否定していないが戦争行為は否認しており、そのための戦力も認められないと解釈しています。この解釈であれば、「改正」の必要はないと思います。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
国防と9条
9条に関する僕の政治的な発言は、インターネットを駆使なさっている皆さんにとっては、Web検索で簡単に分かることでしょう。はい。僕は、9条護憲的な発言を頻繁にしております。ですが……。

僕はいままでの職歴で、国連や日本政府など公的な立場で国際紛争の終結や戦後復興の現場を指揮してきました。一つの国がいとも簡単に戦争に突入し、もう何も残らないほど破壊の限りを尽くし、広島長崎の犠牲者を上回る数の人間が、それも大量破壊兵器を使わず一人一人筆舌に尽くしがたい残虐な方法で殺されていった現実の中におりました。

そういう原体験から、人間の狂気が確かに存在する。その発生を予防するために、ただ9条の価値を啓蒙することで済むかと問われると、Yesと言い切ることは…、できません。ごめんなさい。とても、Yesとは言えません。

だから、そういう人間の狂気から愛する人たちを護るという意味の「国防」という考えを、どうしても捨てられないのです。やはり、常軌を逸した行動に出る“敵”は、残念ながら、どこかにいる……。“護憲派”として僕は自己矛盾しているかもしれませんが、恐れずに内心をぶちまけました。

その意味で、今回いただいた改憲Yes派の皆さんの投稿は心に滲みます。

特にmarco302さん。今日はこの投稿をもとに、皆さんにお尋ねします。北朝鮮という、今日本の“仮想敵国”になっているのですが、このちょっと理解に苦しむ隣人を見据えて、「国防」と9条の関係を真っ正面に考えてみませんか? 今の北朝鮮と日本との状況を考えた上で、あなたは「9条の改正」をどう思いますか? またはどのような「解釈」をして北朝鮮に対応するのがよいと思いますか? 皆さんのご意見をお聞かせください。

 【日本国憲法 第9条】
   1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
   2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。



伊勢崎賢治
東京外国語大学 大学院地域文化研究科 教授
伊勢崎賢治


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