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今週のテーマ会議番号:1994
近所に、虐待の疑いを感じる家庭がある?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2006年10月02日より
2006年10月06日まで
円卓会議とは

弘中百合子
プロフィール
このテーマの議長
弘中百合子 『ロゼッタストーン』編集長
円卓会議議長一覧
虐待を防止するためのさまざまなご意見、ありがとうございました。孤立した状況で子育てをしているお母さん……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 子どもは本来みんなの宝物 (Elda・東京・パートナー有・43歳)
夕方ラッシュの通勤電車に、赤ちゃん連れのかなり若いご夫婦。「赤ちゃん連れならこんな時間は避けてよ!」という雰囲気が漂いがちですが、やむをえない事情があるかもしれません。その時はスローで格好いい感じのかなりの高齢のおじいさんが、たまたまその夫婦のすぐそばに乗り合わせ、大声で赤ちゃんのかわいさを褒めてはあやしていて、車両全体が温かい雰囲気。私たち一人ひとりがこのおじいさんのように行動するかどうか、ということが実は社会として虐待の芽を摘む分岐点ではないでしょうか。

yes もっと専業主婦の方への支援を (kom・茨城・パートナー有・34歳)
私はフルタイムで働き子を保育園に預けているので、精神的にも子と離れられて、随分助かっていますが、周囲で辛そうな人を見るとたいがい専業主婦です。そういった方たちに必要なのは、具体的な生活面からの支援だと思います。例えば、育児疲れであっても、無料で育児や家事サポートを受けられるようにしたり、無料で開放する遊び場が増えるとよいのではないでしょうか。

yes 見逃さない! 放置しない! (ゆっゆ・東京・パートナー有・36歳)
小学校で教員をしています。体育の時に、さり気なく子どもの身体に不自然な傷がないか見ています。昨年、ひどいあざのある子を発見し、母親と話し合いました。パートナーからのDV(ドメスティック・バイオレンス)に悩み、さらに自分も子ども時代に母親から同じように虐待を受けていたとのことでした。虐待は親子関係だけでなく、夫婦関係や親の子ども時代の事柄にも原因があるように思います。学校では虐待を見逃さない・放置しない強い姿勢でいます。

no 気分転換が必要 (コロコロちゃん・熊本・パートナー有・30歳)
私には、5カ月と3歳の子どもがいます。最近は近くの児童館に行ってます。自由遊びのあと11時から11時半まで親子活動があり、体操や製作、運動遊びなど、日によって活動内容が違います。お金もかからないし、家に一日中いるよりも活動量が多いからか、昼寝もよくしてくれ、いい気分転換になってます。地域の子育て支援は大いに活用すべきです。虐待は内にこもると起きやすくなるので、外にでかけることは大切だと思います。

no 保健所の保育士 (tarshu・東京・パートナー有・36歳)
どの地域でも出産後保健所の保育士が家庭を巡回するかと思います。私はそれで勧められたママサークル(最初の数回を保健所がサポート)に、最初は軽い気持ちで出席しましたが、その後そこで得たママ友達にどれ程精神的に助けられたか分かりません。保育園の一時保育、児童館。自治体はママを引篭もらせないツールを案外準備しています。でも本当に必要としている人達はそこに辿り着く術すら知らないのだと思います。予備軍と接触率の高い産院や検診で、もっとツールの提示をして欲しいと願います。

no オープンな子育てサロンを (りの*2・パートナー有・36歳)
出産した産院が、産後の母親たちのために子育てサロンを開いてくれていました。お昼ごはんを持ち寄って子連れで集まり、ただおしゃべりするためだけの場所です。1人で家で子育てしていると、一日中、大人と一言も会話しない日もあります。我が子が可愛いとはいえ、まだ口の利けない子どもと2人きりというのは、苦痛になる日もあります。そんなとき、似たような境遇の人たちと、他愛もない、時には子育ての悩みを話せる場があるということは救いだと思います。私もずいぶん助けられました。

no 地域で支えあい (ayaPa・神奈川・パートナー有・30歳)
私の住む地域は、まだ近所づきあいが盛んで、隣の子どもは何人いて、何歳で、ということが耳に入ってきます。外で遊んでいる姿を見ることもあり、いつも「おはよう」「こんばんは」と挨拶をし合っています。虐待はありえません。もし2週間も姿を目にしなければ、「○○ちゃん最近いないね」って、すぐわかります。

no 虐待ではないですが (bori・福岡・パートナー有・32歳)
5歳と1歳の子の母です。保育園の上の子のクラスメイトのママなのですが、疲れてるな……と感じる方がいらっしゃいます。下に0歳児の赤ちゃんがいて、お兄ちゃんのわがままやいたずらに苦労して、何かあると外でも少しヒステリックになっている気がします。私も2人目が生まれて上の子に手を焼いたため涙が出るほど気持ちがわかるので、会うと極力話しかけ、「もう少ししたら落ち着くと思うよ」ということを話します。パパの理解と協力が本当は一番なのでしょうけど。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「誰もが何かのコミュニティに属しているような世の中に」
虐待を防止するためのさまざまなご意見、ありがとうございました。孤立した状況で子育てをしているお母さんのために、すぐにできることは、Eldaさんやboriさんがおっしゃるように、みんなで優しく見守ることなのでしょうね。近所で小さな子どものいるお母さんには声をかけてみる、赤ちゃんの泣き声にイヤな顔をしない、子育て支援に関する情報を知っていたら教えてあげる……、私自身もそんな心がけでいたいと思います。

tarshuさんの「自治体はママを引篭もらせないツールを案外準備しています。でも本当に必要としている人達はそこに辿り着く術すら知らないのだと思います」というご意見には、私もマスコミ人として、もっと情報を広く伝える努力をしなくては……と反省しました。地域密着の無料の子育て情報誌などがあれば、一番いいのでしょうけどね。家からなかなか出られないお母さんたちには、いま流行りのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)なども、情報交換の場として役立つかもしれません。

今回は児童虐待の話ばかりになってしまいましたが、高齢者の場合も状況は似ています。孤立した状況で介護をしていると、介護疲れから高齢者にあたってしまうのです。子どもへの虐待ほど世間で騒がれない分、表に出にくいですが、潜在的な虐待はかなりの数に上ると考えられています。

近所づきあいというのは、面倒くさい、鬱陶しいものでもありますから、私たちは、その面倒くささを切り捨てながら生きてきました。そのゆがみが、いろんなところに出始めているような気がします。行政サービスの充実も期待したいですが、予算の関係もあって、それだけに頼るのでは不十分です。昔と同じような生活はできないかもしれませんが、誰もがなにかしらのコミュニティに属している……、そんな世の中になっていけばいいなと思います。

ここに投稿してくださるような知的で積極的な方々は、ぜひ、自分の周りで、「○○する人、この指とまれ」と、なにかのコミュニティを立ち上げてください。女性たちがいろんなところで、いろんな方法で、「この指とまれ」と言いはじめれば、孤立する人たちが減っていくような気がするのです。私たちも年老いて、身体が思うように動かなかったり、痴呆が出てきたりすると、世話をしてくれる誰かに虐待されてしまうかもしれません。他人事だと考えず、みんなで虐待のない社会を作っていきましょうね。

1週間、ありがとうございました。

弘中百合子
『ロゼッタストーン』編集長
弘中百合子


関連参考情報
■ 「子どもの虐待、身近にあると思いますか?」
古荘純一さん:小児精神科医・青山学院大学助教授
■ 「幼児虐待する人の気持ちがわかる?」
虐待を受けている子どもの気持ちは?
■ 「子どもに罰は必要ですか?」
同じ行為でも「罰」になることと、ならないことが
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