
もちろん、小さいころからジャズはよく聴いていました。特定の人のアルバムを聴き込むっていうよりは、結構幅広く何でも聴く感じ。ウィントン・マルサリスとか、50年代、60年代のエディ・コスタ、ハービー・ニコルスなんかが好きです。ピアニストで好きなのは、20年代に活躍したアート・テイタム。20年代のピアニストって、左手をうまく使っているんです。その後の時代は、左手はあまり使わず右手が主流になってきているんですが、僕は左手も上手く使うことができたらいいなと思っています。
他のジャンルも聴きますよ。サラ・ブライトマンってすごいなあと思います。あの声とビートの組み合わせは、他にはないですよね。驚きました。J-POPでは、宇多田ヒカルとか聴きます。
あと、クラシックの交響楽団が好きです。ブラームスとか。初めてストラビンスキーのバレエ音楽「春の祭典」や「火の鳥」を聴いた時は、ガーンときました。20年代ぐらいに作られてるんですが、そのころってジャズはまだスイングの時代だったんです。全然クラシックのほうが先を行ってる。「すごいなあ、すでに20年代でこんなことやってたんだ」って、びっくりしちゃいました。
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