箱根ターンパイクを無事走り抜けたあとは、伊豆スカイラインを通って修善寺道路へ。50分程で広い道路からうって変わって趣のある温泉街に入ります。宿場としての風情ある小径を抜けると程なく、ゴールの「あさば」に到着。午後3時半、チェックイン。無駄な装飾がなく、自然と和ませてくれる空間です。
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趣のある外観
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チェックイン後、客室でひと息入れて
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もっとこのクルマを知りたくなった
半日運転してみると、スカイラインのことをもっと深く知りたくなりました。そして、午後5時30分から開催された「スカイライン・プレミアム・スポーツ・ミーティング」に参加。

参加者と日産のみなさん
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このミーティングは、ツアー参加者20名が、日産のスカイライン担当者4名とともに意見を交換し、スカイラインについて語り合うというものです。
新型スカイラインのコンセプト

スカイラインについて熱く語る
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「21世紀の理想のプレミアムスポーツセダン」。デザインを一新し、さらに、加速、ハンドリング、乗り心地、室内の広さ、静かさなど、すべてに機能性を高めることを追求したのだそう。
変化は「革新」。スポーティ&ラグジュアリーへ
従来の特徴的な丸い目のようなテールランプをはじめ、デザインを大幅に変えたことで、ファンからは「なぜ?」の声も。しかしながら、この変化を「革新」ととらえて、歴代スカイラインの走りを追求する精神はそのままに、それを実現するための最先端技術を開発している、と日産の担当者のみなさん。

スカイラインの象徴の丸いテールランプ
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このクルマに込められた積年の熱い思いを感じると同時に、クルマをただの移動手段としてではなく「走ること」を楽しむという選択肢があることを、教えられたような気がします。
スポーツセダンの新たな可能性
参加しているみなさんの感想は実にさまざま。中でも印象的だったのは、ご主人と参加して自分は運転しないので、ずっと助手席に座っていたという奥さまの「視界もよく、ゆったりとした乗り心地でした」というコメント。
たしかに、足元も広々としているし、座席もしっかりと体を包み込んでくれます。でも実はそれだけではなく、走行中の安定感も「ゆったり」を演出しているのだとわたしたちは確信しました。パートナー(同乗者)にも十分な配慮が施されたクルマなのです。
また、高校時代よりずっとスカイラインにあこがれ続けてきたという栃木県在住の男性は、ハンドリングや加速など、安定走行についてかなりの満足度を得られたご様子。
ミーティング終了後、場内のスクリーンに、歴代スカイラインのテレビコマーシャルが数分間流されました。そこには、参加者全員が足を止め、その映像を懐かしみながら最後まで見入る姿があります。そんな光景を見ると、みなさんがスカイラインそのものだけでなく、その歴史も、エピソードも、すべてを大切に思っているのだ、ということに気が付きました。