今回の取材では、家電から大量の資源が再生される様子を、つぶさに見てきました。不用品の中に、これだけ多くの「宝」が秘められていたことに驚かされると同時に、これらすべてを焼却したり、埋め立てたりすることが一般的だった、かつての時代を思うと、暗い気持ちにもなります。
以前、青森県で産業廃棄物の不法投棄事件がありましたが、その後始末に100億円もの費用がかかると報道されていました。
リサイクル事業が生み出す本当の「宝」とは、「未来に負の遺産を残さないこと」かもしれません。
イー・ウーマン特派員のみなさん
メテックでは、法律に定められたリサイクル率や基準を、はるかに上回るレベルでリサイクルが行われています。わたしたちは、そこに「未来に対する責任」と、「よりよい環境を残そう」という「強い意識」を強く感じました。
※この記事は2003年掲載時の内容です