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第27回(5) 2006/05/16
「ファンド」とは、なんだろう
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投資信託もファンドだ
村上ファンド以外にも、ファンドにはいろいろな種類があります。たとえば、証券会社や銀行、郵便局で買える投資信託も、ファンドのひとつです。不特定多数のお客から資金を預かり、その資金を株や債券、土地などに投資して増やすというものだからです。
投資信託のように不特定多数の誰もが資金を投入できるファンドを「公募ファンド」といいます。これに対して、村上ファンドのようなものは、特定の人しか申し込めませんから、「私募ファンド」といいます。
公募ファンドは、相手が不特定多数ですから、中には素人もいるだろうということで、運営できる会社や個人には、厳しい資格や条件がつけられています。
しかし、私募ファンドの場合、資金を投資する側もプロなので、公募ファンドのような厳しい条件はついていません。
2004年の「長者番付」で、「会社部長」という肩書きの人が税金を20億円納めたとしてニュースになりましたね。税金を20億円納めたということは、収入は100 億円だったはずです。この人は、「タワー投資顧問」という会社の部長さん。この会社も、預かった資金を株の売買で増やすという投資ファンドなのです。
しかし、こちらは、株の売買を黙々とやっていて、村上ファンドのように「物言う株主」ではありません。こういうタイプの投資ファンドのほうが一般的なのです。
買収ファンドも「大活躍」
投資ファンド以外には、「買収ファンド」があります。有名なのは、アメリカのリップルウッドでしたね。破綻した日本長期信用銀行を買い取り、新生銀行として再生させて新規に株を上場させ、1000億円を超える利益を上げました。
当時は「ハゲタカファンド」と悪口を言われましたが,誰も見向きもしなかった破綻銀行を、リスクをとって買収したのですから、利益が上がってから批判しても仕方がありません。
破綻した東京相和銀行を買収し、東京スター銀行として再生させたローンスターも、アメリカの投資ファンドです。
こうした買収ファンドは、経営が悪化している企業を買収し、経営を建て直した上で株を上場させ、多額の利益を上げるという手法をとっています。投資ファンドよりは長い時間をかけて投資資金を回収します。
こうしたファンドは「ハゲタカファンド」と呼ばれて評判が悪いこともありますが、経営不振の企業を再建できれば、経済のためにはいいことであることも確かです。
アメリカの大手の買収ファンドとしては、KKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)も有名です。これから日本でも「大活躍」するはずですから、このアルファベット3文字を新聞紙面で見る機会が、これから増えてくるはずです。
最近人気の「REIT」(Real Estate Investment Trust・リート)は……
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