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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第97回 伊藤元重さん

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97
東京大学大学院 経済学研究科 教授
伊藤元重さん

ロチェスター大学を選んだ理由は

伊藤

推理小説は、僕、ロチェスター大学に留学した時によく読みました。最近は東大の小柴先生の出身校っていうので少し箔がついたんですけれども、ロチェスターっていうのは、当時、本当に田舎でしてね。日本料理屋もないし。ところが、不思議に、図書館なんかに日本の本がいっぱいあったんですよ。誰かが寄付したのか。もっとも古い本しかないんです。松本清張とか高木彬光とか。

普段は大学院生だから勉強で忙しいんですが、休みになると、図書館に入ってむさぼり読んだのを、よく覚えています。それがきっかけで、時々、癖のように推理小説も読みます。

佐々木

私、大学のときにエルマイラに留学したんです、ロチェスターから1時間の。

伊藤

そうですか。AFSか何かですか?

佐々木

いいえ、四谷にある日米会話学院っていう英会話学校から奨学金をいただいて、1年間の交換留学でエルマイラ大学に行ったんです。

伊藤

そうですか。うちの家内がAFSで、やっぱりロチェスターの高校に行っていて、大学院でも、また一緒になったんですけど。それはいいんですけれども……(笑)。

佐々木

先生はなぜ、ロチェスター大学を選ばれたんですか?

伊藤

私は、ミクロ経済って言ったんですけど、本当の専門は国際貿易なんです。その世界的に有名な先生がそこにいたということと、ロチェスターというのは、コダックの本社がある町で、しかもコダックから飛び出した人が作ったゼロックスもあそこにあって、当時のロチェスター大学は全米で、学生1人当たりのファンドで見ると、ハーバードの次にお金持ちだったと聞いています。

ところが、学部はすごくいい大学なんだけど、大学院は戦後大きくしたということで、ハーバードやプリンストンみたいにいい学生が採りにくい。そこで強化する分野を集中させたのだと思います。経済学と、小柴さんが出た物理学と、医学などが有名です。それでお金がいっぱいあるんで、一番お金をくれたんですよね(笑)。だから、何も自分の持ち出しなしで生活できて。

佐々木

すばらしい。さすが経済だけあって、そういうことをきちんと、やっぱり調べて行ったわけですね。私などは何も調べなくて。

伊藤

いいえ、当時、留学するというので何校か応募して、例えばイェール大学なんかからも入学許可が来たんですけど、「授業料は出してやるけど、生活費は自分で出しなさい」と。でも、ロチェスターは授業料、生活費、全部タダで、そのうえ特別奨学金ももらえましたね。だからそういう意味では、いい先生もいたし、比較的自然に決まったんです。行ってみたら、世界有数の豪雪の場所でしたが(笑)。

佐々木

あの辺は、そうですよね。私も今、親戚がいるので、1年おきにロチェスターに行きます。でも冬は行かないようにしているんです(笑)。

伊藤

そうですか。もう、すごいですよ。1回行ってみてください。キャンパス内の建物は全部、トンネルでつながっているんですよ。だから、モグラみたいな生活ですよ。

佐々木

それは知りませんでした。エルマイラでは、外を歩いてましたよ(笑)。

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