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86
生活経済ジャーナリスト
高橋 伸子さん

その会社に、育児休暇があるのを知らずに

佐々木

そういう事なんですね。そうか。高橋さんは、大学をお出になってから、まず主婦の友社に入社。これは記者に?

高橋

はい、正確にいうと雑誌の記者です。

佐々木

大学時代から記者志望?

高橋

いえいえ、まったく。出版社は記者志望ではなくて書籍編集志望。実に不純な動機でございまして、作家になりたかったんです、私(笑)。児童文学とか。

佐々木

児童文学。

高橋

童話からミステリーまで、子ども向けの本を作りたかったんです。子ども時代は岩波書店のケストナー少年文庫にどっぷりつかって育ったので、岩波書店を第一志望にしましたが、最終面接で見事に落とされました(笑)。

「育児休暇があるのに知らなかったとは迂闊だよ」って、推薦してくださった大学教授に叱られました。当時、今だったらありえないような面接をいろいろやってくださるわけでして、「結婚したら働きますか?」「はい」って、ここまではよかった。「子どもを産んでも働きますか?」「その時考えます」って。「はい」って言わなかったんですね、わからないから(笑)。

佐々木

だめだった点? 「はい」って言っておけばよかったということですか。

高橋

そう。岩波書店は、30年前に、育児休暇があったにもかかわらず、そういう事をきちんと調べてこなかったという事です。出版社に入れば、ものを書く道っていうのはとっても近いだろうという風に単純に考えたんですけど、実はとても遠いという事が、その後分かる事になるんです。どこの出版社でもいいってわけではなくてね。

佐々木

じゃあ、失礼ないい方ですが、岩波書店に落ちて、主婦の友に……。

高橋

いくつかの出版社に落ちました。オイルショックの後で、戦後最大の女子大生受難の年といわれた年です。学校推薦やコネがないとほとんど入社試験すら受ける事もできないひどい時期でした。

とにかく働かなくてはならないので、学習院大学の法学部の助手に受かり、そこに決めようと大学の学生課に行ったら、主婦の友社の学校推薦枠が貼り出してありました。30人まで先着順で受験を受け付けると書いてある。その30番目にすべりこんだんです。とにかく出版社だから、中身もよく知らないけどいいだろう、と。

佐々木

で、入られた。

高橋

私は作家になりたかったので。それで、出版局勤務を希望して。岩波を落ちたときに、かの大学教授に「死ぬまで働きます」ぐらいいわないと、どこも引き受けてくれないぞ、とアドバイスされたので、最終面接で「いつまで働きたいですか?」という質問に、「死ぬまでです!」と答えました。「会社はそこまで面倒見切れませんが、当社始まって以来ですよ、そういう答えは」と笑われました。それで、なんとか合格。

佐々木

何年いらっしゃったんですか?

高橋

1年です。

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