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金子 奈緒さん
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コンテストで、グランプリ受賞
- 金子
うん。これも、FMヨコハマをやっていた時のディレクターさんが、「新しいFM局でコンテストをやる」って。「1年たったからコンテストをやるので、面白いから出てみたら?」って言われて、「はい」っていう感じで出たんですよね。そしたら、もう、ど素人なわけですよ。そこ、プロ・アマ問わずだったから、よくラジオで聞く声の人達とかもエントリーして、いるんですよね。「うわっ、すごい」と思って、会場に行ってびっくりしちゃって。
で、私は、ストップウォッチって、スタジオで持っている人いるでしょ? パチッと押す。あれもなかったんですよ。「腕時計でいいか」みたいな。その場の雰囲気に圧倒されてよくわからなくなっちゃったんです(笑)。でもコンテスト本番は楽しかった。審査側からすれば面白い、珍しかったんだと思うんですね、大学生で参加していたのは私だけでしたので。
- 佐々木
グランプリっていうのは、1位ってことですよね?
- 金子
そうだったんです。それで、何かそうなっちゃって、そうしたら自動的に「1年間番組をやってください」ってなっちゃったの。びっくりして。。
- 佐々木
これは、大学を卒業した後?
- 金子
ううん、在学中なんですよ、やってたの。大学3年生の時、1年間通ったんです。
- 佐々木
名古屋に?
- 金子
名古屋に。で、日曜日の朝7時から午後1時までの6時間、生。信じられなかったんだけど、やれって言われたから、行ったんですよ。それで、制作会社が東京の制作会社さん。大学が湘南藤沢キャンパスだったので、行って、帰りに世田谷区にあるスタジオに寄って、準備して……それが木曜日だったんです。で、土曜日の夕方から名古屋に入って、準備して、泊まって、日曜の朝からオンエアして、夕方、東京に帰ってきて、また月曜から学校に行くっていうサイクルでした。
- 佐々木
すごい。タレントって感じですよね。
- 金子
で、すごく大学が厳しかったから、本当に大変で、ずっと新幹線の中ではレポートを書いていたことしか覚えていないんです。
- 佐々木
充実して1年が終わった、と。
- 金子
何だか、あっという間の。
10/29
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