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win-win > 第80回 鷹松 香奈子さん・斉藤 美和さん

バレーボールの苦しい思い出
- 佐々木
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バレーボールを続けろ、って? 始めたものだから?
- 斉藤
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そう。始めたものだから、途中で辞めるなんてダメだ、って。それで、その後1年かけてやっと辞めさせてもらったんです。もうやだ。ごめんなさい、できない、って。毎日学校に行って泣いていましたよ。
- 佐々木
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それは、高校生としてはドラマチックな、苦しい1年でしたね。
- 斉藤
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本当に、胃がおかしくなるくらい。でも学校はやめる気はなかったんです。学校をやめるっていうことは、考えてなかった。高校は卒業しようと思っていました。でも、バレーはもうごめんなさい、って言って。同じバレー部のメンバーからイジメにも遭いました。監督が毎日私につきっきりで説得するので、みんなは練習にならなかった……それが原因だと思います。
- 佐々木
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なんで美和ちゃんだけひいきするの、みたいな。そうすると、高校3年生の時は、バレー部に所属しないけれど同じ高校で少しリラックスした高校生活を送った、ということですね。じゃあもう、今ではバレーボールなんてこりごり?
- 斉藤
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一時は本当にそうでしたよ。ボールを見るのもいやだ、触るなんてとんでもない。
- 佐々木
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ママさんバレーなんてとんでもない?
- 斉藤
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今は誘われますけれど、そうですね、当時、何年間かはできなくて、テレビでやっている試合さえも、見られなかったですね。
- 佐々木
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深いトラウマだったのね。
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