ホーム > 佐々木かをり対談
win-win > 第80回 鷹松 香奈子さん・斉藤 美和さん

バレーボール全日本の監督からの電話
- 佐々木
-
斉藤さんは、どんな学生時代を?
- 斉藤
-
高校は栃木県内の女子校に進学しました。ちょうど栃木国体が私が高校3年生の時期にあったので、強化選手としてバレーボールで引っ張られて。
- 佐々木
-
背が高いから? 中学でやってらしたの?
- 斉藤
-
そうです。私はサウスポーなので貴重だったのでしょうね。当時は青田買いっていうんですか? 元全日本の山田監督から自宅に電話がかかってきて、来ないか、って。いやとんでもない、って。
- 佐々木
-
すごいじゃないですか。才能があったんですね。
- 斉藤
-
ですが、1年生で辞めました。体がぼろぼろになっちゃって(笑)。山田監督からオファーがあった高校へは結局行かず、バレーができる県立高校を選んで受験したのですが、片道2時間以上かけて学校に通わなくちゃいけなくて。
練習の毎日で、家に帰って寝るだけ、っていう生活だったことと、基礎体力・基礎筋力がなかったので、きつい練習についていけなくなっちゃったんですよね。膝・腰・肩・首全部故障してしまい……。毎日通院していました。
で、これは辞めざるを得ないというか、「辞めたい」って言ったら、……初めて父に殴られたんですよ。そのときに。「辞めるなんて!」って、バシッと。
3/21
|
 |

|