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小林 栄三さん
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世界中のみんなに、どうしたらコンタクトできるんだろう
- 小林
僕ね、社長になることはまったく考えてなかったけどね、いつもね、よく思うのは、世界中の人間と、どうしたらみんなにコンタクトできるんだろうとか、そういうことは考えていたよね。
- 佐々木
世界のたくさんの人に。
- 小林
例えば今だったら60億の人にね。どういったコミュニケーションであればできるだろうとか。例えば、よく思ったのは、1日にね、せいぜい新しい人に会って名刺交換すると5枚かなと。そうしたら20日間で100枚。1年で1,200人くらいと考えると5年やっても6万人しかカバーできないんだよね。
どうしたらいいんだろうと思いますよね。伊藤忠の社長になったときも思ったんですけど、伊藤忠の社員が4,000人、伊藤忠グループ全体で6万人とするじゃないですか。どうやったらできるんだろうと。
ともかく、400人とまず話をしようと。400人に、皆さん悪いけど、あなた10人に伝えてくれと。そうすると4,000人になるよね。またその先にまた言ってくれと言うと、4万人とか5万人になるじゃないですか。それしかないのかなといつも実はそう思ってて。
だから今回の「Mission, Values, 5 self-tests〜伊藤忠グループ企業理念&企業行動基準〜」のメッセージが大事だっていうのはさっき申し上げたとおりなんだけど、それをどうやって伝えていくかと考えると、結局自分は何人、人を知ってるんだろうってやっぱり思うじゃないですか。
まぁ、佐々木さんなんかむちゃくちゃ知ってるんだろうけど。もしね、200人ものすごく知ってたとするじゃないですか。その人を経由して別の200人にアプローチをすると4万人じゃないですか。また200人にアプローチするとっていうとね、4段階ぐらいで世界を全部カバーできるんだよね。100人だと日本だけになっちゃうけどね。
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