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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第134回 ニヤンタ・デシュパンデさん

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134
ビジネス コンサルタント、レキシコン アソシエーツ 代表、カクタス・ジャパン顧問
ニヤンタ・デシュパンデさん

大切なのは、英会話じゃなくて、話術

ニヤンタ

英語に関する日本人の取り組み方を見ていると、どうもコミュニケーションというよりも、「英会話」にものすごく憧れすぎちゃっている部分があるんですね。

でも、私は大切なのは、英会話じゃなくて、話術だと思っているんです。もちろん書くのもそれと同じぐらい大事なんですよ。日本人の方は、英語が書ける、読めると思っているんですけれども、私は、ちょっと厳しく言いますと、よくできてはいないと思っています。その方が書かれた英語が、英語として通用しているかどうか、という問題が、ものすごくあって……。

佐々木

それは日本語が書けないから、だと私は考えているんです。日本人は実は日本語が書けないんですよ。日本語を書く教育を受けていないんです。

ニヤンタ

そうなんですか? それは作文の話なんですか?

佐々木

これは、私が英語を勉強し始めて、あるいは今、いろいろ、ものを書いたりする機会が与えられるようになり、大人になって気がついたんですけれども、私たちは小学校から高校、大学までの間に、基本的に、ものを書くという授業がほとんどないんです。ものを話す授業もあまりないんです。最近は少しずつshow and tellみたいなものを入れてきているわけですけれども、ほとんどないんです。作文というのは、大体、日記か感想文。

ニヤンタ

小論文とかも、ないんですか? 学校とかで。

佐々木

全くないわけじゃないですよ。理科の実験レポートとか、遠足や修学旅行などの「作文」はあります。でも小学校、中学校、高校のときに、大体、ものを書くといったら、そういった作文か、読書感想文なんです。私は上智大学の比較文化学科に通いましたが、その時の国語、つまり英語では、4つのタイプの文章を学習し、1つのテーマで、4つの文体で文章を書いてくる宿題がありました。そういった文章を書く訓練は、日本の教育で、私は受けてこなかった、と驚いた記憶が残っています。

ニヤンタ

私は、英語の教材の問題だけかと思っていました。

佐々木

違うんです。さらに問題なのは、たとえば英語だったら、執筆ルールはしっかり習いますね。コロンの使い方、カマの使い方、など。でも日本では、句読点のつけ方を習いません。それに、カギカッコの使い方も、学校で習うのと、社会で使っているルールが違います。学校では、「〜でした。」と習いますが、一流の新聞や雑誌のルールは、「〜でした」。と、読点の。は、カギカッコの外に書くのです。

ニヤンタ

なるほど。すると、先ほど申し上げたような、プログラミングが足りないということなんですね?

佐々木

まったくないんです。だから私は、英語ができないほとんどの理由は、実は、先程来出ている、まず日本人としてのアイデンティティが育てられていないからだと思います。歴史学習にも、問題もあるのだと思います。

ニヤンタ

それは、インドにもそういう問題があって、どこの国家も自分に都合のいい歴史しか教えないから、それはプロパガンダがあるんですよ。

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