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130
中央大学教授
山田昌弘さん

収入の格差というよりも、希望の格差です

佐々木

格差社会という言葉の中で、山田さんが一番訴えたかった、正しく伝えたいというのは、どういうポイントですか。

山田

収入の格差というよりも、希望の格差です。結局、多くの非正規の人たちはいくら一生懸命頑張ったって、そこから脱出できないと思っている。アメリカは、日本以上の格差社会でも、下の人でも希望を持つ人が多いのは、正社員だって落ちることはあるだろうと、だから俺だって上がる場所はあるだろうというところで希望につなげるんだけれども。日本は正社員になったら保護されて、絶対に落ちない。それで非正規社員が上がる道は、ほとんどなくなってきている、それではなかなかやる気が起きないだろうと。

佐々木

空席がないということですね。アメリカは空席が出る可能性がある、今、席が埋まっていても、空く可能性があるとみんなが常に思っている。あるいは、全くなかった新しい道をつくっていくアメリカンドリームみたいなものがある。でも日本では、定年は伸びるし、席が埋まったまま、全然空きがない。

山田

そうだと私は思うのは、よくアメリカの経営者は報酬の面で批判されますけれども、でも解任されたら、翌年はゼロになるかもしれないですよね。日本の社長とか経営者は1回なってしまうと、失敗しようと何しようが、子会社に行こうが、ずっと高収入が保証されていますよね。それとアメリカの所得を比較しても意味がないと私はいつも思っているんですね。

佐々木

社長の収入が保証されているとは全く思いませんが、アメリカと日本では全くレベルが違いますからね。

山田

違いますね。それで納得するのは、失敗すれば翌年ゼロになるという可能性があるということではないかなと。

佐々木

日本もそうなってきていないかな。

山田

新興企業だとそうかもしれません。つまり大企業の階段を上がっていって、上り詰めたような経営者に関しては、ほとんど安泰だと本人たちも周りも思っていますよね。

佐々木

その希望格差は席があるなしの他に、どういうところで誕生してしまう、育ってしまうんでしょう。なぜ、希望を持てない人が増えちゃうんでしょう?

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