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127
弁護士
窪木登志子さん

今の新司法試験ってすごく実務的

窪木

法科大学院卒業者が受ける新司法試験の合格者数が増えて、とんでもない合格者がいるっていうんだけど、とんでもない合格者は昔もいたのです。むしろ今の新司法試験ってすごく実務的なんですよ。今の試験は、一つの民事系の問題に対して、実体法である民法、会社法、商法などで民事的に何ができるか、それから手続き的に訴訟前に仮処分や調停とか、何ができるか、何をしなければならないかと、実体と手続きを同時に聞くんです。旧司法試験では、法律ごとに解決策を尋ねていたものを、今は事案解決そのものを聞くんです。時間も4時間とかで長いし。だから、とても試験自体はよくなっているんです。前提として、司法試験合格後の司法研修所での養成より、合格前の法科大学院での養成を求めるような制度になってきたわけです。もちろん、新司法試験の合格点数がどうかっていうのは試験委員じゃないので分からないですけど。

で、法科大学院の1期生として卒業して、合格してきた人の一人がうちの事務所にいるんです。彼女は法律事務所を経て、職業を経て来ている人なので、実務の手際もいいし、センスもいいし、ちゃんと勉強してきているので、専門科目である倒産法関係もとてもよくできる。だから、私自身は、制度自体はとてもいいと思っています。

佐々木

これから日本というのは、弁護士がもっと増えていって身近になっていくのがいい方向だ、ということなんでしょうか。

窪木

一般論で言うと、いいと思います。だからちゃんと法科大学院の授業を受け、そこの卒業試験に受かって、司法試験もできればみんなが良い成績を示して弁護士になる。そういうことで裁判になったらどうなるか、というのが想像できるわけですよね。そしたら、和解をするときにも交渉が早くできる、依頼者も納得できる。

佐々木

未熟な弁護士、というのはどういうケースでしょうか。

窪木

依頼者の言うとおりっていうのも変だけれど、裁判でどうなるか、きちんと分かっていない、見通せない人は、依頼者をいたずらに費用と時間と手間をかけて引っ張っちゃって、誰もウィンウィンにならない。裁判所も余計な訴訟で長引くし。数が増えることによる弊害は本当に教育しないといけない。

佐々木

そうか。だけど、利用する私達は、どの弁護士がどういう弁護士かが分からないから、難しいことになりますよね。今の法律だと、弁護士側も宣伝もできないし。

窪木

ある程度宣伝もできるのですが、結局お医者さんと同じで、紹介で行くしかないんですね。

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