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出井伸之さん
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多くの人は短所を改善しようと思っているけど
- 佐々木
スポーツクラブに行ったりとか、そういうのはされないんですか。
- 出井
僕はDNAから見てね、スポーツクラブに行って鍛えないといけないようなヤワな体じゃないってことが分かったのね。
- 佐々木
それはどういう分析の結果なんですか?
- 出井
だってスポーツクラブに必ず行かなきゃメタボが取れない、ってことはないでしょう。太る体質の人もいれば、太らない体質の人もいる。それぞれ自分の長所と短所があるじゃない。僕は自分の長所を伸ばすべきだと思うんだよね。多くの人は短所を改善しようと思っているけど、長所を伸ばした方が、逆に短所も改善するんじゃないかな。
- 佐々木
それはすごい気持ちいいです。私もスポーツクラブに行っていないので。
- 出井
あんなバカバカしい話はない。DNA的にスポーツクラブに行かなかったら、アップアップになっちゃうという人はいない。だから自分の体をよく知るっていうのが重要ですね。医者に色々と教わるっていうのも重要だけど、自分の体は自分が責任を持って分かっておくことだよね。僕は自分の体のことは本当によく分かっているつもりです。
- 佐々木
でも年に1回の人間ドッグとか?
- 出井
2回ですね。数値を見て、段々悪くなっていっているわけね。それで4カ月前くらいに思い立って、体を絞るために食事量を減らす目安を作ったのね。ゴルフでに例えて、朝がパー3で、昼がパー4で、夜がパー4にしてね、1日がパー10なんだよね。1週間で70でしょ。
食べなきゃいけないときは、食べる。昨日の夜は焼き肉なんかやったんだけど、そういうときは「健康管理が大切だから半分」なんて言ったらみんなが盛り上がらないじゃない。だから食べちゃう。そのときは、トリプルボギーを取られたと思うわけ。そうすると翌日の朝と昼。朝は果物しか食べなかったでしょ。昼も半分しか食べなかった。それでやって、1週間70でパープレイするのが目的で、そういうふうにして4カ月経ったら、すべての数値も良くなった。人間の体って直接は命令できないけど、そういうふうに思ってやるとね、非常に良くなる。
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