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藤巻健史さん
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デフレであるから現金がいいのであって
- 佐々木
藤巻さんはご自身の投資の状況をお話されますよね。
- 藤巻
変えてない。借金して土地と株と、外貨。
- 佐々木
やっぱり金融が分からない人は駄目ですか?
- 藤巻
いや、駄目じゃないですよ。皆が自分で自分の財産を守ること考えてなくてはいけません。「分からないから現金で持っていましょうよ」って言う人いるでしょ。それも定年退職の後。でも現金というのは、デフレであるから安全資産であって、インフレになったら紙くずも同然だよね。
例えばタクシーでここから赤坂までで100万円かかったっていうと、100万円の現金って、紙くずとは言わないけど、価値が無くなっちゃうんだよね。だから、インフレになると現金は決して安全資産ではなくて、一番リスキーな資産になります。
だから、金融は分かんなくていいやっていうことで現金だけにしておくと、一生懸命、何十年も働いて貯めた100万円が実質なくなっちゃう。汗と涙の決勝が実質なくなっちゃう。
やっぱり、自分で自分のことを守らないといけないのです。自己責任です。
そのために勉強するのは必要。リタイアした後は社会から離れちゃってるでしょう。勉強するとか、新聞を読むのだって、自分のお金のことだからこそ一生懸命になるわけ。そういう点からすると、資産運用をすることによって社会との接点を保てるのかなって僕は思うけどね。
16/21
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