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長坂将志さん
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やっぱりお金が大変じゃないですか
- 長坂
それで3年半経ってますけれど、めちゃくちゃ苦しんできたんですね。ここをやるのに。今はもうたいして苦しくないんですけれど、やっぱりお金が大変じゃないですか。5億くらいの借金。借金っていっても、銀行は貸してくれませんからね。
- 佐々木
そうなんですか。
- 長坂
銀行なんか1銭も貸してくれませんよ、ぼくみたいな悪党には(笑)。全然貸してくれませんので、個人。
- 佐々木
個人の投資家?
- 長坂
ここのお店に投資とは思っていないでしょうね。僕に金を貸す、っていう感覚じゃないですかね。
- 佐々木
じゃあいろんな人からお金が。株主じゃなくて、投資でもなくて、マサさんに貸してくれて。
- 長坂
はい。一つ大きいところがあって、そこは会社なんですけれどね。その代わり、返済し終わったらおれのものね、という条件なんで、組んでる。4億はそこ1本。で、1億は、ぼくが少し持っていた部分もあったんで、7,000万くらいぼくの個人の金と、あと3,000万。友達たちが応援してくれたり。で、店はできましたけれど、じゃあ今度成功するまでのランニングっていう意味では、まあ大変ですね。
- 佐々木
運転資金は、かかりますよね。
- 長坂
ええ。そんな苦しい中、お金が苦しくて、もう首つって死のうかななんて何回か思いましたけれど……
- 佐々木
嘘ばっかり。
- 長坂
本当に、誰も信用してくれない(苦笑)。本当に、いつ辞めてもいいな、って思ったんですよ。
- 佐々木
本当ですか? 私も思ったことありますよ。
- 長坂
本当ですかって言いたくなる(笑)。でも、こうやって言えるということは、そのときは本当に思っていたかもしれないんですけれどね。でも、そんなときに、前の先輩たちとかが、いろいろいいことを言ってくれたりとかして、やっぱりもう1回やるんだ、って。
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