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正岡 裕志さん
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私は33歳だったんで、その時に代交替したんですけどね
- 正岡
そうですね。戦争で全部機械が焼けて、焼け野原になったんですけど、またそこから親戚のおじさんが機械とか買って、ここを建ててやっていくんですけど、死んだばあちゃんが引き継いだんです。
- 佐々木
おばあちゃんが。おじいちゃんが亡くなってから?
- 正岡
おじいちゃんは戦争で亡くなったんですよね。それで……。
- 佐々木
で、おばあちゃんが、引き継いで社長を?
- 正岡
あの当時は工場でしたから。町工場でしたから。
- 佐々木
すごい。女性社長だったんだ(笑)。
- 正岡
あの頃は、やっぱり親戚っていうか家業ですから。
- 佐々木
みんなでやっていたからね。
- 正岡
もう、自分のところの家業で、やはり従業員を雇うというよりは、どちらかといえば、延長線で作業をしていたし、小さい町工場でしたね。
- 佐々木
で、おばあさんがやったのを、お父さんが引き継いだんですか?
- 正岡
そうですね、最終的にはっていうことですね。で、親父は65歳でもう辞めるというか、会長になる、と言ったんですね。で、65歳になったとき、私は33歳だったんで、そのときに代交替したんですけどね。でも、実務の方は、やっぱり会長が全部握って、財布を握っているんですけれども。
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