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Darcy Neillさん
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信頼に基づく親密な関係が出来上がります
- 佐々木
ダーシーと一緒にトレーニングをしていた当時、参加者の中には、自分で申し込み、お金を払い、仕事を休んで参加しているにもかかわらず、トレーニングの内容やメッセージに強い抵抗を示す人や、100%参加せずに評論家のようになっている人がいました。エグゼクティブのマーケティングでは、そういった抵抗はないですか。
- ニール
時には、拒否されることもあります。人間ですから、どうも相性が合わないということだってあるのです。でも、もし私が望まれていない存在で、有益に機能しないのなら、それは、よくありません。そういった場合は、仕事をしません。
仕事をする際は、私は、常に十分な費用を支払っていただいています。それは、依頼者が、私との時間や私からのメッセージを大切なものとして扱ってくれるように、意識を向けてくれるようにするためのものでもあります。ですから、耳を傾けて欲しい。
それから、その契約がスタートしたら、その人は、生涯私に連絡していいことになっているのです。私との時間が過ぎ、1ヵ月後に大きな出来事が起きて、私を必要としたとします。そのときに「あ、もう契約期間がきれてしまったなあ」とか「追加料金を払わないといけないから、相談するのをよそうか、どうしようか」などと考えるような状況をつくりたくありませんでした。いつでも、連絡できるようにしておくのです。それも含めての料金ですから「必要が生じたら、いつでも電話してください」と言っています。
- 佐々木
生涯のサービス付、ですか?
- ニール
そうです。だからといってクライアントが、永遠に、頻繁に連絡してくることはないのです。コーチングにおいて、クライアントとの間には、信頼に基づく親密な関係が出来上がりますから、当然です。
大企業の社長でありながら、なかなか上手く行かないからといって、コーチングを受けようと決心したり、またそのように友だちからアドバイスされる人たちは賢明だとおもいます。
- 佐々木
こんなにすばらしいリーダーの指導者であるわけですが、ダーシー自身は、はじめからキャリアを考えていたわけでもなく、最初は、当時の一般的な仕事、タイピストなどもされていた、と記憶しているのですが、そうでしたでしょうか?
11/25
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