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篠原 欣子さん
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考え方の幅が、非常に柔軟になったなと思います
- 佐々木
私自身は、留学は9カ月なんですけれども、その後、ニュースステーションという番組のリポーターとして20カ国以上、取材で海外を歩くことができたんですね。そうすることによって、やっぱり日本の良さや悪さや、自分の甘さや無知や、あるいは逆に自分がいかに幸せな環境におかれているかということが分かったりとか、勉強になったんですね。
私の場合は、19歳での留学と、20代後半から30代前半の取材。その海外での体験が、たぶん私が元来持っていたかもしれない逞しさや根性みたいなものに刺激を与えてくれて、「自分で道を開いていこう」とか「ちょっとの事でウジウジ言っていないで、一歩前へ出せばいいんだ」とか、そういう事を学べた。いい時期に体験できたような気がするんですよね。
篠原さんのお話を伺っていても、やはり道を迷いながら、一つひとつ選択されたんだけれども、そこには、海外での体験や、そこで見てきた事、考えた事、そして日本との比較が、すごく大きな原動力になっていらっしゃるように思ったのですが。
- 篠原
そう思いますよ。日本では恥ずかしいと思っていることが、欧米では当たり前のことだったり、これはよくないなと思っていても、他の国ではよかったりと、国によって風俗習慣や考え方が違うんだなっていうのを体験しましたよ。その経験により、幅広い考え方ややり方を受け入れられるようになりました。
- 佐々木
若い人には、多面的にものを考えられる人に育ってほしいと思うんだけれども、海外留学だったり、外国で働くことだったりって、すごく重要なことだとお思いになりますか?
- 篠原
思いますね。たった一人異文化に飛び込んだことで、考え方の幅ができたかなって。多面的に見られるようになりましたね。
- 佐々木
英語で生活をされたことが、思考が柔軟になっていった理由ですね。
- 篠原
そうですね、多くの考え方に触れることで非常に柔軟になったなと思います。
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