ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第100回 篠原 欣子さん
私の父が小学校の校長先生で、母が助産婦でね。父が亡くなってから、イキイキとして働いている母の姿は、私にとってはすごく魅力的だったの。キリッとした格好で出掛ける母を「すてきだな」って。そんな母を見ていたので、私にとって女性が働くことはごく自然なことだったんですね。 もちろん、私にも学歴や資格など何か特別な能力があれば、日本でもイキイキと働けるんだろうけれども、何のとりえもない私は、いくら頑張ってもオーストラリアで見てきた女性役員やスーパーバイザーみたいには当時の日本では働けないんじゃないかって。
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