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2005/6/20(月) - 2005/6/24(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマ「高級ペット」はステイタスですか?

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凡例
キャスター
柴内晶子
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長

総じてみなさんのご意見を伺う限り、多くの方々が、動物たちは伴侶であり、仲間であり、家族であるという認識を持っているように感じます、ある意味でのステイタスを感じることはあったとしても、形骸化したアクセサ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

買い求めたときはアクセサリーのつもりでも(karura・神奈川・パートナー有・45歳)

僕は犬3匹、猫1匹と暮らしていますが、犬や猫の「大きな」伴侶動物と暮らすことそのものが、都会およびその近郊では「ゼイタクなこと」と自覚しています。そして、時には高級なアクセサリーを持つかのように、値の張る動物を連れ歩く人もみかけます。アクセサリーのつもりで買い求めても、相手は生き物ですから、そこから気づきがあったり、愛情が芽生えれば素敵なことだと思います。もちろんどんなに愛していても、犬は犬、猫は猫で、決して人間ではありません。そして、かけがえのない僕の家族です。

NO

命をまっとうさせてあげることこそ、ステイタス(ルークのパパ・東京・パートナー有・38歳)

そもそも「高級ペット」という言い方はどうなんでしょう? 最近流行っている、Mダックスとかトイプードルなどは、乱暴な繁殖をさせられているものがほとんどだと聞きます。なのに、皆が欲しがるから値段だけ高級のようになっているのでは? それのどこが高級なのでしょう? どこにステイタスがあるのでしょう? 雑種だろうが、純血種だろうが、高かろうが、安かろうが、買おうが、拾った子であろうが、どんな動物でも、その命をまっとうさせてあげることの方が、ある意味ステイタスなのでは……。

飼ってみれば、高級なんて関係ない(なかのっち・石川・パートナー有・30歳)

確かに自分が所有していないいわゆる血統書付のペットを見ると、ステイタスを感じてしまう方がいるかもしれません。しかし、自分がオーナーになってみると、高級だろうが、そうでなかろうがまったく関係ありません。うちにいる子猫はこの春お寺の境内から救出されたのら猫です。名前はとらすけ(メスですが)、子どもの大の仲良しになっています。

犬や猫にとっての幸せとは?(Air・パートナー有・39歳)

子どもの頃から現在も常に犬や猫と生活を共にしてます。今思えば恵まれていたとも思います。純血種もいれば雑種もいました。もちろんステイタスの意識など全くなく、昔は家族という意識までもなく、あまりにも当たり前すぎる存在でした。子どもなりに「別れ(死)」について学んだのも犬を通してでした。最近思うのは、犬や猫たちにとっての幸せとは何か? です。それを意識すること自体、人間のおせっかいかもしれませんが、家庭内で人間の意志によって動物とつき合う以上、多くの人がしっかりと意識しなければいけないと思います。

最後まで生涯を担う気持ちで(さくらのママ・東京・パートナー有・56歳)

「さくらのママ」という名前の「さくら」も家族の一員であるゴールデンレトリーバーの名前です。最近10歳を迎えることができました。ステイタスなんて考えた事もありません。日本人は動物を擬人化しやすく、それに対して「動物は動物だから」という意見もあり、それも納得しています。しかし動物は、言葉そのものも、意味も、その場の雰囲気もよく理解をし、その中の弱者に寄り添う事も知っています。ご紹介の文章にもあったように最後まで生涯を担う気持ちで動物を飼って欲しいと常々思っています。大型犬の10歳は年齢的にも高齢ですし、病気も出ます。今後は犬らしくをモットーに最後まで楽しんで一緒に暮らしたいと考えています。

ペット業界に規制を(よんよん・福岡・パートナー有・39歳)

高級ペットという概念は業界が作り上げたものでしょう。本来、犬や猫は身近な動物でしたし、なんとなくそばにいたり、あるいは、付かず離れずといったものではないでしょうか。ペットブームが悲惨な動物たちを生み出す要因になっていると思います。ペット業界にきちんとした規制が必要です。命のセールなど、本来あってはならないことです。

純粋な気持ちで家族の一員を受け入れて(柴犬@アメリカ・サンフランシスコ・パートナー有・39歳)

「高級」の意味するところからまず理解できません。縁あってやってきた子(犬)はどんな子であっても家族です。高級かどうかなんてどう定義されるのでしょうか。チャンピオン犬やその子は高級、純血犬はちょっと高級、で雑種犬は……、などという定義は商業主義のペットショップやブリーダーが作り上げているご都合主義だと言いたいです。人間はみな人間。だから同じ生命を持って生まれてきた犬達もみな平等であるはず。私はたまたまアメリカに住んでいるため、犬に対する感覚も違ってきているかもしれませんが、犬(動物)はすべて家族の一員。地元では、動物愛護センター(SPCA)から譲り受けた犬のほうがオーナーも誇らしげですよ。家族を迎える前に、まずオーナーが「高級」なんていう意味不明かつ低次元な発想は捨てて純粋な気持ちでワンを家族として受け入れてほしい、と個人的にいつも願っています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

動物と暮らすことは、プリミティブで自然な行為

総じてみなさんのご意見を伺う限り、多くの方々が、動物たちは伴侶であり、仲間であり、家族であるという認識を持っているように感じます、ある意味でのステイタスを感じることはあったとしても、形骸化したアクセサリー的なものでは共に暮らせないというのが実際のところでしょうか。

伴侶動物と暮らす人々は多くいて、同時にこれから一緒に暮らしたいと思う人々も非常にたくさんおられて、その両方の人々が共通して思い描く動物との暮らし、というものがあると思います。それぞれの百人のかたがおられたら、百通りのイメージをお持ちでしょうけれど、共通していることは伴侶動物とは愛情でつながっている(またはいたい)と思うことだと思います。そして、少なくとも伴侶動物たちとの暮らしを大切にしていくことで、その「人と動物との愛情の絆」は間違いなく実現されると思います。そのくらい、動物たちは誠実なケアーに対しては裏切りません。人間達がどのような意図や感覚をもって共にくらしたとしても、動物たちのくもりのない存在感や、まっすぐで偽りのない反応には多くのことを学ぶ機会があります。ある側面、家族になる人間達のきっかけがどんなものであったとしても、結果的に動物たちを不幸にせず、動物たちが持つ、とてもダイレクトな愛情交歓を体感してそれに呼応できる能力がありさえすれば、最終的には理想的な家族になっていけると思います。よく、動物に癒される、という言い方を耳にしますが、それは人間が動物の前では正直でいられる、ほっと安心できる、リラックスできる、優しい気持ちになれる、というようなことが可能だからかも知れません。それは2万年も前から人間という生命に連綿と刷り込まれてきた種の記憶でもあるのかもしれません。

この感覚はもっと科学的に言えば、動物に触ると血圧が下がったり、心が安定したり、幼い子供(特に10歳までの)が共に暮らすと脳の発達、情緒の発達に著しく良い影響が見られるなどが挙げられます。特に種の記憶として刷り込まれているのでは? と感じる端的な例は、なんの経験値もない、幼い子供ほど、無条件で動物に触りたがります。考えてみればどうして? 幼い子どもはあんなに動物がスキなんでしょう? 不思議に思いませんか? 少なくとも人生経験の中での初めての動物との出会いを良いものにさえしてあげれば、おそらく動物を生まれたときから「嫌い」な人はいないのかもしれません。「嫌い」という感覚はよく考えれば、経験しないまま成長してしまった結果、または周囲の教育、悪い出会いの記憶(間違った出会い方で咬まれたことがあるなど)などが作り出す感情ではないのでしょうか? 私たちの社会はさまざま価値観に満ちあふれていますが、ある意味、動物と暮らすこととは、いわゆる社会の中で「作られた」ステータス、などの後付的価値観とは対局にある非常にプリミティブで自然な行為であるように感じます。

みなさんのご意見を伺っていると、表現や質問へのyesとNoの返事の違いはあっても、ほとんど同じエッセンスを異口同音におっしゃっておられる気がしました。一般のみなさんのこうした意識が現実の社会を変えていく芽吹きになる予感がしました。最終日までおつきあい頂いて本当にありがとうございます。

柴内晶子

柴内晶子

獣医師 赤坂動物病院副院長

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