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サーベイ

2005/6/20(月) - 2005/6/24(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
3日め

テーマ「高級ペット」はステイタスですか?

投票結果 現在の投票結果 y12 n88 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
柴内晶子
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長

毎日の皆様のはっきりとしたご意見をうかがって私も勇気が湧いてきます。「伴侶動物」という言葉を懸命に使うようになってから何年がたったでしょうか? 初めは「何、それ? どういう意味?」と言われて辞書も何回……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

「余裕」のある人に許されること(植月・岐阜・パートナー有・28歳)

飼っている本人達の意識がどうであれ、私には高級じゃなくても高級でも、ペットはお金持ちのものだ、という意識があります。自分達以外の生き物の世話ができるだけの金銭と心の余裕がある、ということだと感じるからです。犬や猫でなくて魚でも昆虫でも鳥でも、忙しさにかまけて世話をしなかったり、八つ当たりする対象としてみてしまっては、ペットは飼えません。命の最後まで責任を持つ、という気持ちは生き物と暮らすのに必要不可欠だと思います。そうなると、やはりどこかに余裕を持てる立場の人間でないとペットと暮らせない、と感じざるを得ません。

ペディキュアをした犬(ウエチン・神奈川・パートナー無・28歳)

最近、爪にペディキュアを施された犬を見ました。人間だって、ずっと嗅いでいたら頭が痛くなるあのシンナー臭を、何十倍も嗅覚が敏感な犬が嗅いだらどんなに臭かったろう……としみじみ思いました。犬に服を着せるのはわかります。犬の種類によっては実際に服を着せた方が良い犬もあるそうですし、雨の日にレインコートを着せるのも、飼い主の手間を減少させる物だと思います。でも、行き過ぎた犬の「おしゃれ」は、ただの自己満足にしか見えず、かえって痛々しく映ります。

NO

人間のエゴをペットに向けているのでは? (NS・東京・パートナー有・34歳)

まったくもってそう思いませんし、思えません。動物は好きですし、家族の一員としてとても大切な存在だとは思いますが、それが高級でなければならない、あるいは高級であることがステイタスだなんて考えたこともありません。もっと言うなら、着せ替え人形のように洋服やらアクセサリーを付けさせるのも理解できないです……。人間のエゴがペットに向けられているような気がしてなりません。

まるでワンちゃん品評会(kumis・神奈川・パートナー無・30歳)

我が家の近くに「グランベリーモール」というアウトレットモールがあります。そこの中にペットショップがあるためか、犬を連れた人が本当に多いのが特徴です。しかし、そこに連れられてくる犬は全ていわゆる「ブランド犬」です。雑種は見たことがありません。まるで我が家のワンちゃん品評会会場です。犬を連れて楽しくお買い物ってとても楽しそうですが、雑種を飼っている人は連れて行ける雰囲気がなく可哀想だなとおもいました。高級ペットが全てではない! 今、猫を飼いたいと考えているのですが、ネットで里親を募集されている方に連絡を取るつもりです。

わが家の犬は、拾い犬かもらい犬(トラかな・大阪・パートナー無・27歳)

我が家は犬を絶えず飼っていますが、お金で買ったことはありません。拾い犬かもらい犬です。最近、高級ペットはブランド品にしか思っていない人が増えているように思います。シベリアンハスキーの老犬を見るとつらくなりますし、チワワ・トイプードルなど流行としか思えませんし、そういう人間の欲望に振り回されている(繁殖させられている)動物が不憫でなりません……。ごく一部の人だけだとは思いますが……。

血統書付きも雑種も、命の重さは同じ(Atlanta・神奈川・パートナー有・46歳)

今まで拾ったり人に頼まれたりして犬・猫を育ててきた私から見ると、命をアクセサリーのようにみなす価値観は「何なんだ!」と思ってしまいます。 高いお金を払って手に入れたペットをステイタスと感じている人は、ペットが病気や怪我をしたらどうするんでしょう。引越し先で飼えないことがわかったら捨てるんでしょうか。今飼っている猫は、多分クリスマスか誕生日にギフトとして贈られ、引越しで飼い切れなくなり、捨てられた子です。10年経った今でも、突然無意味に怯えることがあります。「こんなトラウマを植えつけた奴は誰だ!」って、とても悲しくなります。ステイタスを求める人は、血統書付でも雑種でも命の重さは同じって、わかっているんだろうか……。

生き物を飼うことの意味が変わってきている? (すてねこ・大阪・パートナー無・36歳)

今どのペットショップに行っても、「血統書付き」が当たり前で、お値段もかなり高め。実際ブリーダー等でお金をかけてきてるから、仕方がないとは思いますが……。中には、ある程度躾ができてたり、様々な躾教室にいくペットも多いとか。それが良いとか悪いとかという気はありませんが、なんとなく生き物やペットを飼うっていう意味が、変わってきてるような気もします。動物と暮らす中で教えられること、生命の大切さや、責任等いっぱいあると思いますが、それはなにも高級であるだけでなく、最近ほとんど見ることができなくなった「雑種」でも十分可能だと思うのですが……。高級なペットじゃなければ飼う意味が無いんでしょうか? アクセサリーじゃないんですしね。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

共に暮らして幸せになれる存在

毎日の皆様のはっきりとしたご意見をうかがって私も勇気が湧いてきます。「伴侶動物」という言葉を懸命に使うようになってから何年がたったでしょうか? 初めは「何、それ? どういう意味?」と言われて辞書も何回も引いてみました。「人生を共に歩む相手」という意味で、伴侶動物とかコンパニオンアニマルという言葉は、共に暮らす動物たちにぴったりの言葉じゃないか! とひとり納得したことがありますが、今なお、伴侶動物という言葉は馴染みはまだ完全に深くはないでしょう。しかし、今までの皆さんのご意見を伺っていると言葉はどうあれ、心で思っておられることは同じ「動物たちは私たちの友人で伴侶」だと感じて本当にうれしく感じています。知人の女性獣医師のご紹介で書かせて頂いている朝日小学生新聞の紙面でも初めは新聞という紙面の性質上「伴侶動物」という言葉が載せて頂けるのかしら? と不安におもったものですが、担当してくださっている方とデスクの方のおかげで使わせていただけました。

植月さんのおっしゃるように、家族がひとり増えるわけですから、経済的にも精神的にもどんな場面でも精神的なフォローを含めて責任をもっていく、ということが必要なわけです。おっしゃるとおり、ある程度は余裕は必要でしょう。しかし、共にくらす生命がいるから、気持ちに余裕をもてるという事もあると思います。互いが共に暮らして、より幸せになれる存在というのが大切です。

特に高齢化社会では自分以外の生き物の存在が重要な場合があります。ずいぶん以前にアメリカのボランティアのお話を聞いたことがありますが、都市部では毎年凍死者がでるそうです。特に独居のご老人のケースが多いそうです。地域のボランティアのスタッフが尋ねていろいろとお話をしたり、ケアをしたり、ケータリングをしたりすることはあっても、ご老人が凍死してしまうケースの一番の問題は極寒の中でも暖房をつけないことにあります。それは独りでは根本的な生きる気力に欠けているという事だと思います。こういうところにボランティアが鳥かごを持って行き、「サーモスタットの目盛りがここまで下がると小鳥は凍えてしまうので必ずヒーターをつけてくださいね」と伝えることで凍死者の数が激減したというデータがあるというのです。私はこのとき、人間というのはそういうものなのかと、このストーリーは非常に印象に深く心に残りました。自分が必要とされている、自分がケアしなければ、という存在がその人自身も助けるという象徴的なケースですね。もちろんこのボランティアの詳細はわかりませんし、さまざまな問題点ははらんでいると思います。しかし、人とはそういう生き物でもあるのですね。

Atlantaさん、トラかなさん、すてねこさん私の犬の紹介を昨日しましたが、私の猫の紹介もしますと、今暮らしているのは「カキポル」という名前のアカトラ(正式にはマッカレルレッドタビーアンドホワイト)の雑種猫です。彼女は車の中から発見された、外で生活する猫の子どもでした。その前の故Dancoちゃんはうちのクライアントが拾ってきてくださってその後ホスピスなどのボランティア活動にも参加して「クレオパトラ」の呼び名で愛されていました。その前の故アークちゃんは赤坂のアークヒルズの前で文字通りぺっちゃんこになっているのを小学生が救ってくれました。でもどの子も心から愛すべき美しく優しい猫たちでした。動物の出生に関係なく、生まれてから動物たちが優しく人間と接し、共に暮らすことを受け入れていくと必ずやかけがえのない伴侶になれると思います。kumisさん雑種の居場所がないような気がなさるというのは残念な傾向ですね。しかし、そもそも雑種という犬たち猫たちはどうしてできたか? といえば、本来、人と暮らすはずの動物たちが途中で野に放たれたり、家族が繁殖についての責任を持ちきれなかった結果、できた犬たちだったはずです。すべては人間の側だけの感覚で考えてきた結果が生み出した存在なのですね。

柴内晶子

柴内晶子

獣医師 赤坂動物病院副院長

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