自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > サーベイリポートデータベース

ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2005/6/20(月) - 2005/6/24(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
2日め

テーマ「高級ペット」はステイタスですか?

投票結果 現在の投票結果 y12 n88 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
柴内晶子
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長

たくさんのご意見ありがとうございます。実際、今私たちの身近で暮らす動物たちはすでに「愛玩動物」というよりは「伴侶動物」として共に人生を歩もう、一緒に暮らしを分かち合おう、という存在になりつつあります。……

コメントの全文を読む

これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

犬の結婚式を取材(ジョゼフィーヌ)

私自身は猫しか飼ったことがないのですが、最近仕事で「犬の結婚式」を取材する機会があり、その人間並みのお見合いシステム、挙式、披露宴、出産に至るまでのプロセスに大変驚きました。こういうサービスが一般的になるのかどうかはわかりませんが、犬のパーティドレスや美しくデコレーションされた犬用ケーキ等、どれも猫にはないものなのでビックリです。しかし、お金をかけることイコール愛情ではないのでは? とも思いました。

NO

偶然出会った(星みづき・東京・パートナー無・39歳)

現在猫と暮らしています。うちの猫は迷子になったのを保護され、引き取られた先の猫と相性が悪かったので、うちに来ることになりました。種類はアビシニアンですが、現在はとてもそうとは思えない程お腹の肉がたるんでぷよぷよしています。ペットショップなどでは高価な種類の1つですが、うちに来たのは偶然で、私にとっては「同居猫」です。そもそも私は猫と暮らすにあたって、猫に求めたのは「大人猫で引き取る人がいない」ということでした。だから、その時に行き場がない猫だったらどんな猫でも良かったのです。ペットをステイタスとする、という考え方自体についていけません。ペットとは言え、命ある生き物です。感情だってあります。ただ「高級だから」とステイタスとされる動物が可哀想です。

自分を信頼している姿を見て(青い空・大阪・パートナー有・39歳)

1週間前からトイプードルを飼いはじめました。今まで犬を飼ったことがなかったため、ネットなどでいろいろ調べ、ペットショップへ見学にいったところ、6カ月になる大きめのプードルがかわいかったため購入を決めてしまいました。普通生まれて2〜3カ月で売られるところ、少しお値段が高かったのか、色が人気の色でなかったのか、6カ月まで売れ残ってしまったようです。幸い病気もなさそうで、値段も半額以下になってしまっていたこともあり、少しかわいそうな気もして飼う事にしました。一番かわいい頃、値段が高いなんて、まあ商売なので、仕方ないのですが、犬の世界もなんだか気の毒ですね。高級だからかわいいわけではなく、世話をして自分を信頼している姿を見て、こちらもかわいく思え癒されるのではないかと思います。今は、まだ飼い始めて1週間ですが、本当に飼ってよかったと感じています。

ペットショップに雑種はいない?(lovesnow・山口)

動物を手に入れるもっとも安易な手段がペットショップへ足を運ぶことであり、そこの商品として、ほとんどが高級? な血統書付きであることに問題があるのではないかと思われます。気に入れば雑種でもかまわないのですが、雑種を売っているペットショップを私は知りません。ただ、動物に興味を持ち、詳しくなるにつれ、たとえば1億円のダイヤをみせびらかされるのと同じで、高級な犬や猫を連れている方を目撃すると羨望のあまりしばしみとれてしまうのもまた事実ですね。

ステイタスにするのは……(wakano)

世の中にはステイタスにされている方が大勢いらっしゃるのは知っていますが、個人的にはステイタスにするのは、どうかな、と思っています。

どの命も平等(めぐ)

そもそもペットに高級だの、ステイタスだのという方がおかしいと思います。血統書付ならステイタスなのでしょうか? 血統書付でも、雑種でも、同じ重さの命だと思うのです。人間の自己満足でひとつの命を預かるのは不遜なことだというのは言い過ぎでしょうか。少なくとも私は、どの命も平等だと思っています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

社会全体で伴侶動物への責任を考える

たくさんのご意見ありがとうございます。実際、今私たちの身近で暮らす動物たちはすでに「愛玩動物」というよりは「伴侶動物」として共に人生を歩もう、一緒に暮らしを分かち合おう、という存在になりつつあります。もちろん、さまざまな考えの方がおられて、様々な理由で共に暮らし始めるのだと思いますが「生命」の全責任をもつという事は易しいことではありません。その動物の全てを生涯にわたって面倒をみるという事ですから、私たち人間の側の感覚だけの視点から見るだけでは、伴侶動物にとっての本当の幸せはわかりません。

ジョゼフィーヌさんがお感じになったケースでは人間の感覚と、ある意味での遊びが優先された場面だったのでしょうね。そのこと自体は動物の家族の一存で、結婚式などのセレモニーをする、などは決定されてしまうわけですが、実際そういう場面で人間達が楽しんでいれば、その雰囲気がその犬たちにとってマイナスになるとは限りません。しかし、犬たちには必要のないステップであるのも事実でしょうね。ドレスを着せたりすることに関してはあくまで「人間の楽しみ、遊び」であることは自覚しておかなくてはならないでしょう。wakanoさん、めぐさんのご意見、ごもっともです。ステータスというのも完全に人間の側だけの感覚ですね。lovesnowさんのおっしゃるように。

今の日本で動物と暮らそう! と思うとすぐに思い浮かぶのがペットショップでしょうね。しかし、本来はペットショップに生後間もない、つまりは30日、40日たとえ50日であってもそういう幼い犬や猫がウィンドウに入っている状況は、実は望ましくないのです。考えてみれば、親兄弟姉妹の元から離されていきなり、まだワクチン接種のプログラムも不十分なまま、多くの人目にさらされるウィンドウの中に終日置かれることについて、人間の側の視点だけでなく動物たちの視点で考えれば、それがどんなにおかしな事か皆さんはおわかりになると思います。このことは日本では一般的でむしろ展示販売のないショップは考えにくいくらいですが、欧米各国ではありえないことです。ではどうやって動物を選ぶのか? といえば、 純粋犬種猫種と暮らしたければ、まずは家族になる「あなた」自身が犬について猫について、犬種の特性、毎日必要な運動量、かかりやすい疾患の可能性、生涯にかかる費用について、人間のライフスタイルと合うのかどうか? などを勉強し、検討します。その上でペットショップに行くとそこにはグッズと繁殖家の紹介の冊子などがあり、その冊子から望みの犬種の繁殖家の情報を得て、繁殖家のところへ出向くのです。そこでは様々な質問がされ、「あなた」がその犬の、または猫の家族になるのにふさわしい人間なのかどうか、またそういう環境を確保して生涯きちんと伴侶として共に暮らし抜けるのかどうかを、簡単に言えば試されるのです。そしてそこで子犬や子猫の親兄弟の様子などもみせてもらって、互いに合意があれば、初めて養子縁組が成立します。そして実際に親元を離れるのを許されるのは欧州では主として3カ月以上の子犬だけです。

しかし、かといって日本でのペットショップでの習慣を一方的に責めることもできません。なぜなら、そういうウィンドウにいる動物をみると衝動的に求めてしまう人、かわいそうだからと求めてしまう人、小さいのがかわいいからと求めてしまう人が連綿と続いているから、日本のショップもそういう方法でないとこの国ではなりたたない、と展示をやめられないのです。ですから、一般の皆さんの意識を変えることが伴侶動物との関わりの根本を人間の側の感覚だけですまさないようにする大切な一歩なのです。今では実は雑種を販売している場所もあります。しかし、雑種や家族のいない動物のことを考えて家族選びをしたいという方こそ、養子縁組を無料や無料に近い金額でおこなっている日本全国にあまたあるさまざまな団体から、血統書などもちろんないけれど、迷ったり捨てられたりした非常に多くの伴侶動物を提供しているところから家族を迎えて頂きたいです。これらの動物たちのほうが、(もちろん全てがそうではないけれど)少し大きく育っていたりすでに大人だったりして、子犬,猫の時代のかわいらしさではないとしても、大人の美しさ、素晴らしい性格と経験をもった伴侶に適切な動物たちである場合も多いのです。また、すでに大人であると言うことは雑種でも大きさがすでにわかっている

、性格もだいたいわかる、という利点もあります。通常雑種の場合は成体になったときの大きさや性格に予測がつかないことも多いのですが。県の施設としては日本で唯一、長野県のハローアニマルさんは養子縁組を目的とした施設です。不妊・去勢もして、家族を待っている動物たちがそこにはいます。

青い空さん、うちには2頭のトイプードルがいます。患者さんのおうちで生まれた白い「しろま」と高知県の獣医師の家でうまれたシルバーの「まめの」です。(よろしく!)青い空さんのようにあえて6カ月齢の子犬を求める方より、限りなく小さな子犬を好む方の方が多い事実が親元を離される子犬の低年齢化を激化させていると思います。星みづきさんも行く先のない猫ちゃんと暮らしだしてくださって、その猫ちゃんのことの性格を理解しておられる様子、とても素敵ですね。たとえアビシニアンのように血統書のついた猫でも家族の都合で暮らせなくなるという事例はあまたあります。要は、人間社会全体で伴侶動物への責任をどう考えるか? なのだと思います。

柴内晶子

柴内晶子

獣医師 赤坂動物病院副院長

e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english