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サーベイ

2005/5/23(月) - 2005/5/27(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
2日め

テーマ謎のピアノマンが誰か、知りたいですか?

投票結果 現在の投票結果 y67 n33 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
若林邦彦
若林邦彦 『報道ステーション』チーフディレクター

僕は今回はかなり驚きました。というのは、一億総探偵って感じのこのピアノマンのニュース、投稿していただいた方々はいろんなことを考えているし、このコーナーで僕が言おうとしていることはもうだいたいわかってい……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

手にしたものが、ピアノだったからこそ(なりきち)

知りたいです。ピアノマンのルックスがあのような感じではなく、おびえたような目をするわけでもなく、手にしたものがピアノではなくほかの楽器、もしくは全然違うこと(たとえば縄跳びを何回もする、とか)だったらニュースにならないでしょうね。ピアノだからロマンチックでいいんですよね。

付加価値となるエピソード(月の猫・神奈川・38歳)

私も知りたい派なのですが、たとえばその原因はいろいろあります。彼が結構いい男であること、タキシードを着ていたこと、びしょぬれだったこと、ピアノをひきこなすこと。ようは、彼が「単なる記憶喪失者」ではなく、付加価値のような色々なエピソードを持っているから気になるのです。これがもし、みてくれは普通の男で、洋服もボロボロの安物で、特技も何もなければ、たぶんニュースにもなりえなかったのではないでしょうか。

非情さや悲惨さのないニュース(梶本洋子・東京・パートナー有・52歳)

テレビを置かず、新聞も取っていません。新聞社系のニュースサイトが外からの主な情報源である私にとって、「謎のピアノマン」の話題は一度しか目にすることがありませんでした。まるでミステリーの最初の数ページを読んでいるような錯覚を覚え、この先の筋書きを推理するように、「一体全体どういうわけでこうなったのだろうか」「結局のところ、彼は誰なのか」と興味を持ちました。遊園地で迷子になった子供を見守るような気持ちで、かわいそうではあるけれど、そこに非情さや悲惨さ、くだらなさなどのない、穏やかさに見守ることのできる話題であるからこそ、今皆がこのテーマに釘付けになるのではないかと思います。そして緊急性もなければ、政治的・経済的な重要性もないからこそ、新聞社系のニュースサイトには掲載されないという現状。ある意味ではテレビという映像メディアや紙のメディアの存在価値はこのへんにあるのではないかと、私は考えます。

謎を作り出しているのはマスコミ(e-mayumi・北海道・パートナー無・30歳)

誰であるかを知りたい、ということは、彼の名前、彼の経歴、彼が住んでいた場所等々、彼の過去を知りたいということなのでしょう。けれど、よく考えてみると、それを知ったところで、私にとって彼の存在はさほど変わるものではないのですよね。謎を作り出しているのは、マスコミなのかもしれません。ドラマティックな状況が重なったために取材源となってしまったということですね。興味があるのは彼の今後。彼が幸せに暮らしていくことを願いたいです。

パフォーマンスなのでは? (めぐ)

確かに、興味はあります。ピアノマンのドラマ性にひかれます。ただ、うがった見方をすれば、こんな世の中なので、ピアノマンのパフォーマンスではないかという気も正直、ちょっとだけしています。こんな風に捉えてしまうのは私がひねくれているせいなのか。こんな見方は杞憂に終ることを祈っています。

NO

メディアの策略を感じる(robbin・神奈川・パートナー有・36歳)

特に知りたいとは思いません。何か、メディアの策略のようなものを感じるからかもしれません。もし報道されている事が真実で、ピアノマンが本当に記憶喪失なのだとしても、自分が誰か知りたいかどうかはピアノマン自身の問題であり、世間が(それも世界中の人が)騒ぎ立てるようなことではないと思うからです。謎を謎として盛り上げるためにさまざまな策略を巡らせているのでは? などと勘繰りたくなってしまいます。メディアというものは、大衆がこうであって欲しいと望むことを報道することもできるからです。(報道する側の良心の問題とは別にして)。本当にピアノマン自身が自分が誰か知りたくてメディアを利用しているのなら、全世界で協力してあげる事は、メディアにしかできない素晴らしいことだと思うのですが。ちょっと懐疑的過ぎるでしょうか?

知ってしまったらつまらなくなる(りめっと・埼玉・パートナー有・35歳)

この「謎のピアノマン」には非常に興味があります。このニュースはとてもとても気になります。でも、この「彼が誰か知りたいか?」という質問を自問したとき、「誰かがわかってしまったら、つまらないのではないか?」と思いました。むしろ、私が興味があるのは、彼という人間が現れたことによる周りの反応、ニュース性なのではないかと気づいたのです。今までの展開(何もしゃべらず、ピアノでしかコミュニケーションできない。しかもそのピアノの腕前はプロ並み)が、まるで映画か小説のような話であり、そのようなことが実際に起こっている、ということにワクワクしているわけです。「今日はどうだろう? 何か新しい事をしたのか? 何か変化が起こったか?」という事には興味がありますが、最終的に彼が誰かがわかったら、とてもつまらなくなるのではないか、という気がしはじめました。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

私たちの好奇心がくすぐられる理由

僕は今回はかなり驚きました。というのは、一億総探偵って感じのこのピアノマンのニュース、投稿していただいた方々はいろんなことを考えているし、このコーナーで僕が言おうとしていることはもうだいたいわかっているのだな、ということがはっきりわかったからです。

このニュースがどうして世界中の人々の好奇心をくすぐるのか。みなさんの投稿の中にその答えはたくさん潜んでいます。例えば「遊園地で迷子になった子供を見守るような」気持ちだし、例えば「みてくれは普通の男で、洋服もボロボロの安物で、特技も何もなければ」これほど注目されることはないだろうし、例えば「縄跳びを何回もするとかだったら」やはりニュースにはならないし、核心をついているのは埼玉のりめっとさんの「誰かがわかってしまったらつまらないのではないか?」という投稿です。

僕は、あの有名な楽譜を持って病院の庭を散歩するやけに淋しげに見える憂いを含んだ写真を見るたびに、なぜかスティングを思い起こしてしまうのですが、今回、なにより彼(ピアノマン)がピアニストであることは相当なニュース的なパワーを生んでいると思われます。ピアノという楽器は何かしら僕らの心をくすぐるし、たしかにピアノじゃなく縄跳びだったらちょっと微妙です。(縄跳びは縄跳びで面白いニュースだと僕は思いますけれどね)

そして他にも、イケメン、達者なイラスト、びしょ濡れ、言葉を喋らない、などなどという、さまざまな心ひかれるポイントはあるのですが、それよりなにより、僕が思うこのニュースの最大ポイントというのは、「情報が極端に少ない」ということなのです。この情報過多社会の現代にあって、写真が3枚とピアノのイラストが1枚、本人の映像やインタビューや演奏はなくて、あとは想像するしかない……。そこがこのニュースの決め手ではないでしょうか。

人々が「面白い!」と感じるのはどういう時かというと、それはその人の想像力がぴりぴりと刺激された時だと思うのです。それは映画でも小説でも演劇でもニュースでも同じことです。想像力の翼が広がった時、人は「ああ、面白い!」と思う動物だと僕は考えています。このピアノマンのニュースは情報量の圧倒的な少なさゆえに、みんな興味を持って、知りたい、知りたい、と思っている。でも心のどこかで、映画の宣伝じゃないか、と疑ってみたり、正体がわかってしまったら意外につまらないんじゃないか、と思っている。

でもどうでしょう? みなさん、そろそろピアノマンのニュースはもういいや、とか思っているんじゃないですか? 最初このニュースを聞いた時と、今ではピアノマンに対する気持ちが少し変わってきていませんか? 次回はそのへんのところをちょっと話してみたいと思っています。あ、それからもう一度、お断りしておきますが、このサーベイは「ここだけの話ですよ! みなさんだけにピアノマンの正体をお教えします!」というサーベイではありませんので、ご注意ください。どなたかがこっそり教えてくれるのなら、僕もすごく知りたいですけどね。

若林邦彦

若林邦彦

『報道ステーション』チーフディレクター

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