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2005/4/11(月) - 2005/4/15(金)
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4日め

テーマ日本は安保理の常任理事国になるべきですか?

投票結果 現在の投票結果 y68 n32 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
高成田 享
高成田 享 朝日新聞論説委員

アナン事務総長が提案した常任理事国の拡大は、どうも「パンドラの箱」だったようです。既存の「5大国」は、表向きは別にして、本心はこの特権クラブのメンバーをふやすことに、消極的のようです。日本が入りそうな……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

平和国家を主張し続ける(いまいくん・埼玉・パートナー有・42歳)

私自身、先の戦争は侵略戦争ではなく自衛戦争だと考えていますので、中国や韓国の歴史教育には大いに疑問を感じます。ただし韓国に関しては、併合した際に韓国文化を否定するようなことをしているので反省すべき点は多いと思いますが、こと中国に関しては……どうなんでしょう? 中国大陸における大日本帝国軍の残虐行為があったことは否定しませんが、それを言うなら中国も通州事件(通州大虐殺)を行っているわけで、それを自国の歴史教育できちんと教えているんですかね。たぶんしてないでしょう。ただお互いに過去の過ちをほじくり出して、どっちが悪いかを争っても不毛なことです。戦争は一番の凶悪犯罪であるはずの殺人が正当化される異常事態なんです。だからいかにその戦争が起こらないようにするか。そのためには何をすべきか。それを平和国家として主張し続け、そのために(憲法の範囲で)できることをしていけば、自ずと結果はついてくるような気がしますね。

核の廃絶を目指すべき(Kylin・大阪・パートナー有・45歳)

常任理事国になる”べき”であるかはともかく、日本にしか出来ない事をやる”べき”だと思います。それは、「核の廃絶」。実際に戦争で被爆した唯一の国なのですから、非戦闘行為で平和を目指すという目標を持つべきです。趣旨は違っても、ローマ法王が、非強制力で幾多の人々から慕われたように。

NO

力がない国にもっと発言権を(マングローブ・大阪・パートナー有・29歳)

拠出金が多いから、常任理事国になる権利があるとは思いません。また力が有る国が、常任理事国になる権利があるとも思いません。国連は世界の平和と安定を目指す機関です。力の無い国、貧しい国にももっと発言権があるべきです。豊かな国、力の有る国主導の国連運営では、そういった国にさらに有利に働き、貧しい国には有利に働かないという、悪循環を招くと思います。日本は常任理事国に入って、その役割を果たせるのか、何がしたいのかを考える必要があります。アメリカの票が1票増えたと他国に皮肉られても仕方がない状況です。常任理事国は名誉とか勲章ではないのですから。

国連で理想を語る国に(小林哲之・東京・パートナー有・37歳)

国連の常任理事国という話題が、軍事に即直結するのは、どうにもやりきれない。実にレベルの低い議論に思えてしまう。どう美化しようと、所詮は、人を殺すための組織や仕組みに関する議論なのだから。なんとか、もう一段上の議論にできないものだろうかと、皆、心の中では思っているのではないか。それを「大人の判断」、「現実と理想は違う」といった言葉で覆い隠しているだけなのではないか。日本は、折角、非現実的なほど理想主義的な憲法を持っているのだから、それを踏み台に、国連で理想を語り続ける国になってもいいのではないか。それをするには、常任理事国という肩書きは、足かせになるような気がする。ゆえにNO。無論、今すぐには無理であろう。しかし、それに向かってゆく姿を世界に示すことはできるのではないか。

現在の常任理事国に無理にあわせる必要はない(anri・東京・パートナー有・42歳)

常任理事国入りするメリットについて国民に明確に説明がありません。そもそも戦争の戦勝国から出来た集まりである為、日本にはふさわしくないと考えます。何故なら日本は戦争に大敗し、自衛隊はあるが軍隊を持っていない。そして憲法で戦争を放棄するとなっています。現在の常任理事国のカテゴリーに無理に参加しなくてもいいのではないでしょうか? まず自分の国の憲法改正や集団的自衛権等の問題を片付けないと無理なのではないでしょうか?

国連そのものを変えていく必要性(琴祐・神奈川・パートナー有・33歳)

yesが多いのですね。私はまだまだ「常任理事国」というのが、どんな影響力を持ち、世界各国に対してどのような役割を果たすべきなのかが今ひとつ明確ではありません。「戦勝国と敗戦国に分ける時代は終わった」というのが今さらながら言われるのを考えると、やはり「強国」というステイタスなのかな、と逆に考えてしまい、はたして今の日本がそのような「強国」になって、世界平和のために動けるかどうか疑問です。後年、歴史を習う未来の子どもたちが「日本の常任理事国は、敗戦後60年間の悲願であり、ここから再軍備への再スタートを切ることができ、結果このことがアメリカVS中国VS欧州列強を巻き込んだ第三次世界大戦へのきっかけとなった」などという「その時」になるような気がしてうすら恐い思いがあります。国連そのものの存在価値をもっと確固たるものにするために、逆に何か思いきったことが必要な気がするのですが(それは国連解体論かもしれませんし、今の常任理事国を増やすというのかもしれませんし、わかりませんね)。そっちの議論をもっと深めてほしいです(まあ、その議論に対等に関わるためにも常任理事国入りをというのはありそうな理屈ですが)。今の中国の反日政策を見ても、日本が常任理事国になったとして、それは「アメリカVS中国」に巻き込まれる(アメリカ側に加担する、という言い方のほうが適切か)だけのような気がするのですが。「アメリカ/日本VS中国/欧州(ロシアを含む)」となったとき、「戦勝国」となるのはどちらだと思いますか? 私は「中国組」だと思うのですが……。

国際世論から求められるまで待つ(Jerry・東京・パートナー有・38歳)

武力行使をしない憲法を持ち、周りのアジア諸国からは猛反対を受け、外交で決断のできない政治家に動かされている今の状況で、常任理事国になろうとあがく意義はあるのでしょうか。今のように、見返りを求めずに出せるお金があるならお金を出せばよいと思います。時期が熟せば自然に国際世論の方から要望される類のことだと考えます。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

常任理事国の拡大はパンドラの箱

アナン事務総長が提案した常任理事国の拡大は、どうも「パンドラの箱」だったようです。既存の「5大国」は、表向きは別にして、本心はこの特権クラブのメンバーをふやすことに、消極的のようです。日本が入りそうなことには、韓国が激しく反発し、インドが入りそうなことにはパキスタンが抵抗しています。

同じヒラだと思っていた同僚から重役が選ばれるとなれば、反発や嫉妬やねたみが出るのは当然かもしれません。「まじめそうな顔をしていますが、昔は悪いことをたくさんしていました」といった声がでてくるほうがむしろ自然かもしれません。

振り返ってみれば、中国国内で、「反日」が激しくなったのは、常任理事国問題からでした。中国政府にすれば、政府として言いにくい反対の声をまず民衆のデモという形で示したということではないでしょうか。これだけ騒ぎが大きくなれば、「政府としては、拒否権を使いたくないのだが、それでは民衆が許さない」ということで、拒否権を行使する「言い訳」ができたことになります。

韓国の政府からの反対論はもっと遠慮のないもので、お互いの国が強調していた「未来志向」なぞ、みごとに吹っ飛んだ感じです。竹島問題が急浮上していたからという説明も出来ますが、たとえ、「竹島の日」などの問題がなくても、同じだったように思います。

年内に結論が出るというのは絶望的ですが、私の気持ちは「少なくても10年は早かった」というところに傾いています。いまさらパンドラの箱のふたもできないでしょうが、国連改革問題が進展すればするほど、「反日」は形を変えて、続きそうな気がします。

ということで、私はすっかり弱気になってしまいましたが、みなさんは元気なようで、Kylinさんは、「核の廃絶」といった日本にふさわしいメッセージで、世界に積極的に関わるべきだという意見ですね。そうすれば、常任理事国の結果はあとから自然と付いてくる、ということでしょう。

いまいくんは、「通州事件」などをとりあげ、お互いに過去をほじくり出しても不毛だと言います。一般論としては、その通りですが、日韓併合から満州事変、日中戦争、さらに太平洋戦争への流れを「自衛戦争」と主張したうえで、常任理事国になるために国連加盟国の3分の2の賛成を獲得するのは至難の業でしょうね。

Jerryさん、琴祐さん、anriさん。何のための常任理事国か、という根本的な疑問に答えがないままに、常任理事国が一人歩きしているという危惧を感じているようで、私も同感です。

小林哲之さん、マングローブさんは、危惧よりももっと否定的で、常任理事国は「肩書き」や「勲章」ではないと言います。

小泉首相も外務省も、もう一度、出発点に戻って、まず国民に対して、常任理事国になるという目的を明確に説明するとともに、どうやって、それを実現するのかという方法を具体的に説明すべきでしょう。

高成田 享

高成田 享

朝日新聞論説委員

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