自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > サーベイリポートデータベース

ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2005/4/11(月) - 2005/4/15(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
3日め

テーマ日本は安保理の常任理事国になるべきですか?

投票結果 現在の投票結果 y69 n31 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
高成田 享
高成田 享 朝日新聞論説委員

中国や韓国で起きている反日行動を欧米のメディアは、どう伝えているか。13日の朝日新聞オピニオン面「海外メディア深読み」にまとめてみました。いろいろと読んでいると、常任理事国への道は険しい、ということが……

コメントの全文を読む

これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

世界平和を担う一国として(オズ・アメリカ・パートナー有・34歳)

現在アメリカ在住です。同僚に中国人も多いので、この話題は人事とは思えません。同僚、そしてパートナー(韓国人)も普段は何のわだかまりもなく私と接してくれますが、今各地で起こっているデモに関することに話が及ぶと、日本が過去にしてきたことに関して嫌悪感をあらわにされます。歴史に対する彼らの知識がどの程度正しいのかはわかりませんが、日本がしてきたこと=ひどい、ということだけは常識として染み付いているようです。以前は議論を仕掛けたこともありますが、加害者が何を言っても言い訳としか聞こえず、かえって不快感まで与えてしまうようです。驚いたのは、アジア人ではないボスまでもが、同僚中国人から日本がどれほどひどいことをしてきたのかを聞き彼らに同情していたことです。ここまで来ると悲しいとしか言いようがありません。話の趣旨が横道にそれましたが、結局は日本が過去にしてきたこと、してきたと諸外国が思っていることは変えることはできません。今の日本にできることは、過去の戦争体験に学び、世界平和のために前進することです。今まで経済的、自衛隊の派遣などでできることはしてきているのですから、次は世界平和を担う中核メンバーである常任理事国を目指すのは当然の流れだと思います。それが日本の使命であり、また、そうすることにより真の世界平和のために働きかける日本をいつかは諸外国から理解してもらえるのだと信じます。

軍事力のない国が発言権を持つことこそ(summerstar・沖縄・パートナー無・34歳)

拠出している金額も大きいですし、それなりの権限も持ちたいものだ、と思います。いまだに第二次世界大戦の結果を引きずっていると、結局「戦争は勝てなければずっと敗戦国に甘んじる。権力をつかむためには仕切りなおし=やっぱり戦争だ」ともなりかねないと思います。安保理の常任理事国になった場合の自衛隊のありかたがどうなるべきか、などわからないことはたくさんあるのですが、日本のように戦争をしない国(でもないか、最近は)が意見を言うこと自体にインパクトがあればいいなぁ、と思います。

拠出額を評価して(Hannah・東京・パートナー有)

なる資格はあります。日本は今までたくさんの国にお金を出してきたのだし、そのことが評価されてもいいと思っています。

資格はそろっていると思う(ホケン・愛知・パートナー有・27歳)

もちろん、なるべきだと思っています。戦争に対しての償いは、十分したと思いますし、世界貢献も十分にしていると思います。よって、常任理事国となる資格はあると考えています。

NO

世界第二の経済大国でありながら(梶本洋子・東京・パートナー有・51歳)

世界第二の経済大国でありながら、また米国以外の安保理常任理事国よりも国連予算を多く負担しているにもかかわらず、その仲間入りを果たせていない現状を見たとき、その特殊な立場で何ができるのかを考えるべきではないでしょうか。反日感情の高まりを見せている韓国国民であっても、来日する外国人のトップもまた韓国国民だし、中国も同様、日本企業の工場進出を、現地法人との合弁事業としてではあるにせよ、受け入れを拒んではいないようです……。これらは「反日感情とは別の次元」と彼らが主張するなら、まだまだ手腕次第で反日感情を抑えることができそうな気がします。いずれにしても他国が日本をどう捉えていようと経済大国であることには違いがないわけだから、まさにやり方次第のように、私は思います。

まずアジア地域のためにできることを(Bise・東京・パートナー無・38歳)

世界で経済的あるいは軍事的に力を持っている国が国連で主導権を握るような構造は、違和感を感じます。もし本当に国連改革をするのであれば、常任理事国そのものを廃止するような発想が必要ではないでしょうか? 世界のごく一部の豊かで強い国だけが、いつまでも権力を持って、世界を自分たちの好きなように回していくのは不公平です。日本は国連でのポジションではなく、まずアジアの国々と調和を保って、アジア地域の安全のために貢献することから始めるほうがいいような気がするのですが……。最近アジアがきな臭くなってきたような気がして(しかも日本がらみで)、不安です。

具体的な行動が常任理事国入りに結びつくように(ROSAY・東京)

国連への資金援助額から考えると、常任理事国入りは当たり前のように思います。また、時代が変わったのだし、お金だけでなく、意見も言える立場に代わることは、通常考えて普通だと思います。でも、国連が作られた歴史を紐解けば、数字だけでは、判断ができないと思います。また、軍事国家ではないのですから、常任理事国に入らないということで、意思を表すことができるのではないでしょうか。ニューヨークのUN本部では、見学コースの最初に広島、長崎の原爆の展示品が飾られ、平和の鐘が置かれています。尊い命が残虐にも失われたその行為をもっと日本からアピールするなど、具体的な啓蒙活動をしてこそ、常任理事国になりたいということになるべきだと考えます。何もしないで、ただ、お金の力だけをちらつかせて意見を言わせろ! なんて、やくざさんのなさることではないでしょうか。 

昨日までのみなさんの投稿を読んで

多額に拠出金を出している現状について

中国や韓国で起きている反日行動を欧米のメディアは、どう伝えているか。13日の朝日新聞オピニオン面「海外メディア深読み」にまとめてみました。いろいろと読んでいると、常任理事国への道は険しい、ということがよくわかります。

ホケンさんやhannahさんの意見は共有しますし、これまでの国連への財政的な貢献を見れば、常任理事国は当然だと思います。しかし残念ながら国連は、世界銀行や国際通貨基金(というよりは株式会社)と違って、ひとり1票の世界です。したがって、こちらから多大な貢献だというと、「金持ち面するな」と嫌われるのがオチ、という問題があります。

米国では、お金持ちは寄付をすることが社会的な義務のようになっていますが、やはり目立つようにすると、売名だと言われるし、ビル・ゲイツのように巨額の寄付をしても、「あんな金持ちなのに、けちだ」との非難を浴びます。結局、「お金で常任理事国を買った」という印象を与えないようにしながら、それをめざすという「戦略」が必要なのだと思います。

常任理事国はお金ではない、となればsummerstarさんの言うように、「日本のように戦争をしない国が意見を言うこと自体にインパクト」というのが、やはりセールスポイントになるでしょうね。「○」と「×」と判断は分かれますが、ROSAYさんが「尊い命が残虐にも失われたその行為をもっと日本からアピールするなど、具体的な啓蒙活動をしてこそ」というのも同じ発想で、有効な手だてだと思います。

米国在住のオズさんの意見は、やはり実感がこもってますね。「結局は日本が過去にしてきたこと、してきたと諸外国が思っていることは変えることはできません」という苦い結論は大事だと思いますね。戦争の問題になると、いまの同盟国の米国は、かつての敵国ということで、日本を助けてはくれません。米国頼みでは悲願成就はないのですが、それ以外の方策を知らないのが日本外交の現実です。梶本洋子さんが指摘するように、経済関係も含めた「やり方次第」でしょう。

Biseさんは、「常任理事国そのものを廃止するような発想が必要ではないでしょうか」と問いかけます。もともと国連改革の根底にあるのは、この問いです。現在の論議は、妥協に妥協を重ねた「現実的な」案で、情けないことに「拒否権」なしなのに、それでも、大騒ぎのようで……。たとえ今回の改革ができても、根本の問いを忘れるわけにはいきません。

高成田 享

高成田 享

朝日新聞論説委員

e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english