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サーベイ

2004/3/29(月) - 2004/4/2(金)
2日め

テーマ個人情報の自己管理できている

今日のポイント

自分で行う個人情報の管理とは

投票結果 現在の投票結果 y21 n79 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
大槻裕志
大槻裕志 経営コンサルタント

誰も守ってくれないという感覚、みなさん個人情報流出の防止について現実主義者ですね。わたしもです。ロシアからの不正アクセスでパスワードを盗まれたK-CRAFTさんの「誰も守ってくれませんからね」という言……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

リスクを見極めること(月の猫・神奈川・37歳)

「覚悟を決める」。これしかありませんね。ネットショッピングや各種アンケート。安易に書き込む情報が第三者に利用される可能性。その危険を認識し、それをリスクととらえ、対策を練る。氏名・住所などの基本情報はそもそも準公開されているに等しいと感じています。それ以外の個人情報、主義主張や金銭にまつわるもの、そういったものをどこまでオープンにするか。そのリスクを見極めることが自己管理と言えるのではないでしょうか。ちなみに、会社では企業に対しての情報セキュリティ提案などを仕事にしていますが、何がどのくらい大切で、どのくらいの被害が想定されるのかを企業自身が見極めない限り、形だけの情報保護を行っても、その維持管理は難しいと感じています。

NO

悪用されないよう監視することしかできない(mamarin)

なるべくアンケートや景品の応募などしない、不用意にインターネット上で個人情報を書き込まない、などの手段くらいしか防衛策がありません。

娘が生まれたとき、病院と行政しかその情報を知りえなかったはずなのに、ひな人形のDMが届きました。そのことに立腹し、その店舗や行政、消費者センターに抗議の電話を掛けましたが、どれものれんに腕押しでした。

結局、行政や病院、一流企業も信用できない世の中で、しかもネットワーク化された現代、個人情報は知られていると思っておいたほうがいいと思います。あとは悪用されないように監視することしかできないのでは。

今さら気にしても遅いかも(渡邊あさぎ・茨城・パートナー有・46歳)

自己管理するまでもなく、すでに個人情報はあらゆるところに流れていると思っています。子どもの年齢に応じた商品の勧誘の電話やDMの多さを見ると、さまざまな企業にわが家の家族構成や子どもの年齢まで知られているのかと恐ろしくなります。考えてみれば、過去何十年間に数え切れない場所で書いたアンケートや懸賞の応募、ポイントカードの入会申込書などのことも考えると、今さら気にしても遅いという気がします。

情報の流出を防ぐより(いまいくん・埼玉・パートナー有・40歳)

最近、子どもが通っているスイミングスクールのパソコンが盗難に遭うという事件があったばかりです。メールでは今のところありませんが、DMでは、とくに子どもに関して「なぜこんなことを知ってるの?」と感じることはありますね。でも、こういう時代なので、ある程度はあきらめています。情報の流出を防ぐより、実害を被ったときの対策や罰則の強化を図ったほうがいいような気がしますね。

パスワードを盗まれた!(K-CRAFT・東京・パートナー有・40歳)

昨年の夏にインターネット接続のパスワードを盗まれ、勝手に使用される被害に遭いました。どこでどのように盗まれたかはわかりません。突然インターネットやメール接続ができなくなり不審に思いプロバイダーに問い合わせして追及していただいた結果、なんとロシアから不正にアクセスし、わたしのパスワードを使ってインターネットを利用していた事実がわかりました。

約2週間近くインターネットとメールが使えず、とんだ被害でした。今思い出すだけでゾッとします。そこでどのように個人情報を盗んだんだろう、そしてなぜわたしが狙われたんだろうかと、気持ちが悪くなりました。

また被害に遭うことを避けるため、ウイルス対策ソフトを購入したり、いろんな書類で個人情報を記入する場合でメールや電話番号は必要最低限としています。各種パスワードも当然すべて変えています。誰も守ってくれませんからね。いまだに不快感の残る事件でした。自分では管理しているつもりでも、実際にはさまざまなところで個人情報が漏えいしている気がいたします。対策が取れているか否かがポイントであると考えています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

高い優先度で守るべき個人情報は何か

誰も守ってくれないという感覚、みなさん個人情報流出の防止について現実主義者ですね。わたしもです。ロシアからの不正アクセスでパスワードを盗まれたK-CRAFTさんの「誰も守ってくれませんからね」という言葉が、時代の空気を象徴しています。娘さんの誕生という個人情報の流出に抗議して、mamarinさんは、DMを送ってきた店舗や行政、消費者センターに電話をされましたが、「のれんに腕押し」でした。渡邊あさぎさんは「さまざまな企業にわが家の家族構成や子どもの年齢まで知られているのかと恐ろしくな」っても「今さら気にしても遅い」と感じています。

罰則強化と個人情報保護法、そこで「実害を被ったときの対策や罰則の強化を図ったほうがいい」(いまいくんさん)という考え方はリアリティがあり、大切な視点です。現にその方向に社会は向かっているし、そういう社会的な空気をとらえて、昨年、個人情報の保護に関する法律(以下、個人情報保護法)が成立しました。さて、会社で「企業に対しての情報セキュリティ提案」をされているいわばプロの月の猫さんの指摘に耳を傾けてみましょう。「『何がどのくらい大切で、どのくらいの被害が想定されるのか』を企業自身が見極めない限り、形だけの情報保護を行っても、その維持管理は難しいと感じています。」

個人情報の質的側面や大切さの水準を厳密に問うべきこの「企業」という言葉を、「日本社会」、あるいは、「わたしたち一人ひとり」に置き換えてみてください。最近の情報流出の新聞記事を読んで不満に感じるのは、「情報流出」への恐怖を煽っているわりには、流出された情報の質的側面に対する踏み込んだ報道が乏しいのです。「何がどのくらい大切か」「どのくらいの被害が想定されるか」に対するきちんとした情報整理と議論なしに、いきなり対策を求める論調に終始します。

守るべき個人情報への社会的な合意形成の議論を個人情報という言葉は、実は、わかるようでわからない、とらえどころがない言葉です。「個人情報の保護に関する法律」でこう定義されています。「『個人情報』とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述により、特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む)をいう」

ですから、たとえば、好きな歌手や俳優に関するデータも、過去3年間のゴルフのスコア・シートも、精神的な病いに関する病歴も、不妊治療を行っている夫婦の診療データも、生存している特定の個人を識別することができるものという点では、どれもみな「個人情報」です。

個人情報という言葉だけで一般論の議論を進めることは危険であり、今は行政に何かを求めるよりも、まずわたしたち、一人ひとり、民間企業、NPOなどがより踏み込んだ議論(抗議も含みます)や実験を推進し、わたしたちにとって高い優先度で守るべき個人情報は何かについて、社会的な合意形成を行うべき時であると考えます。ネット社会が出現してわたしたちは、新しい社会モラルの形成期を生きているという認識が必要なのかもしれません。

引き続き、率直なご意見をお待ちいたしております。明日は「プライバシー」についてみなさんと検討したいと思っています。

大槻裕志

大槻裕志

経営コンサルタント

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