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2004/1/12(月) - 2004/1/16(金)
4日め

テーマ自分の住む地方自治体の活動に満足している

今日のポイント

国政より地方の政治に興味あり、という方も増えてきました

投票結果 現在の投票結果 y18 n82 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
松原耕二
松原耕二 TBS外信部 記者

自分の住む自治体の活動に満足していない人は、やはり8割を超えています。Yesと答えた方で目立っているのは、図書館についての意見です。千葉県浦安市のごまたまさんは、頻繁に図書館を利用して年に60冊もの本……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

新しい本でも早期に購入してくれる図書館(ごまたま・千葉・パートナー有・30代後半)

わたしは地元の図書館をよく利用します。住んでいるのは千葉県浦安市。ここの図書館は全国的に有名なようです。リクエストすると新しい本でもけっこう早く購入して連絡をくれます。年間60册くらい本を読んでいますが、ほとんどがこの図書館で借りたもの。もしこれを購入していたらすごい金額になってしまいます。税金を払っている分はしっかりもとを取っているかな?と思っています。

住み良い環境を期待できる(コリエコリコ・海外・パートナー有・40代)

現在は転勤のため、一時的に離れていますが東京都の中でも品川区は比較的、いろいろな活動をしているように思います。とくに教育については、全国に先駆けて公立小中学校の選択制を取り入れたり、学外識者の評価を公開したりしていることは、評価しています。

図書館もインターネットで検索・予約ができるようになり、確実に目当ての本があるときに行けるようになったと友人も喜んでいました。離れていても区のホームページで区の方針や細則の変更等チェックできるのは助かります。すべてを国から変えていかなくても暮らしに密着した地方自治を変えることで、住み良い環境を得ることができると感じています。

冬の道路の除雪など(マムリー・北海道・パートナー有・39歳)

いろいろ不満はありますが、でも、前よりは良くなっている部分が多いです。地下鉄にエレベーターも増えてきました。冬の道路の除雪も、家の玄関や車庫前を雪かきして「やれやれ」と思ったころに、大型除雪車がはねた道路の雪の塊を家の前にデンと置いていっていましたが、最近は家の前とかには除雪の雪を置かないようにしてくれます。小学生の子どもの放課後にも、児童保育も無料で実施してくれているのは、ありがたいことです。各区の図書館にも本がたくさんありますし、生涯学習センターも整備されてきました。

100%満足と言えない部分の一つはPTA活動。日中時間のあるお母さま方に、頼りっぱなしの体制は昔から変わっていません。フルタイムで働いていると、子どもの病気欠席、学校の参観・懇談に年休を使うので精一杯。PTAの役員を引き受けて、さらに年休を使うのは責任のある仕事を会社でしていこうとすると、わたしの会社では無理があります。そこで、昼間に時間を割かなくても、メールでやりとりしてPTA活動を支援する環境。時間ではなくて、別の形でお手伝いするなど、参加できる入り口を多様化してほしいと思います。

NO

必要性に疑問を感じる公共物なども(kuniwaka2001・神奈川・パートナー有・32歳)

地方分権の重要性を以前から感じています。現況では、とくに公共のモノや場所について画一的で必要性に疑問を感じることが少なくありません。これらを是正していくために一市民であるわたしにできることは、気付いたことを訴えるなど(自治体HPに投書するなど)、自分にできる範囲で変化を起こそうとする努力なのではないかと感じています。日本はまだ中央集権体制ですが、少しずつ、地方分権へと変化しているのも感じます。地方分権に関して、『鄙の論理』(細川護熙・岩國哲人共著)という本を読みました。道のりは長いかもしれませんが、希望を持てる一冊でした。

街の治安は行政に委ねるしかないが(scafe・東京・パートナー有・30代)

地方自治について普段意識することがないのですが、先月引っ越に際し、「今度の街は住みやすいのか?」と、区役所からもらった冊子まじまじと読んでしまいました。結論は「利用する機会がないと、ありがたみもわからないであろう制度」一覧だったのですが。

やはりある程度住み続けないとわからないのでしょうが、24時間なんでもある便利な街エリアから、どっぷり東京下町に越してきてので、買い物に不便、自転車駐輪場が駅前にない、あってもホームレスが多く、実質怖くて使用できないなど、戸惑いの中にいます。「安心」を買うつもりで選んだ新居ですが、街の治安は行政に委ねるしかありませんものね。これからは前の街以上に動向にアンテナを張りたいと思います。

公立保育園が民間に委譲されはじめ……(まつげ・神奈川・パートナー有・30代)

待機児童数で全国1、2を争うわが市では、保育の拡充という名目で公立保育園が民間に委譲されはじめます。説明会や対話集会と銘打たれた集まりは催されても、十分な説明や話し合いには至らず、保護者の心配や知りたいことは解消されていません。公立だからこそ受けられる手厚い保育というのは確実にあると思います。

わたしは子どもを預ける先として私立保育園・私立幼稚園・公立保育園のすべてを経験しましたが、公立保育園が職員の数、園庭、働く親への理解、保育料等々の面で一番恵まれており、ここにいられることに感謝しています。少し前に変わった若い市長は自らも小さい子どもを持つ父親だというのに、働く親・そこで日々を送る子どもたちの不安が想像できないのでしょうか。市長就任前のイメージが良かっただけに、本当に失望しました。

優秀な若手をダメな古株が抑えている?(まりい・大阪・パートナー有・38歳)

市役所で働いているとさまざまなアラが見えて、ここでみなさんが批判されていることはすべてもっともだと思えます。優秀な若手をダメな古株が抑えているように見えます。ただ各地で本当に細々とですが、市民と手を組み、市政をよくしようという試みも始まっていることは事実です。うちの市でも、社会福祉協議会の呼びかけで子育て支援連絡会を市民と関係者で作りました。

ただ残念なことに保育園担当課は市民と同じテーブルに着きたくないと拒否しました。実質の子育て支援にあたるすべての人にかかわってもらいたかったのですが。実際に支援を担当するファミリー・サポート・センター(嘱託)と、地域子育て支援センター(私立保育園委嘱)はメンバーに入っています。市の正規職員が誰もかかわってないところに弱さと遅れを感じますが、今後は市民との連携で自治体も変わっていかざるを得ないと思っています。対等な市民との連携というのをきちんとわかっている職員がもっと増えることを望んでいます。

大勢の連帯と運動が必要(文月・栃木・パートナー有・39歳)

満足していません。でもその不満をどのように行政側に伝えられるのか、よくわからなかったので、昨年、市が募集していた市政モニターに応募しました。行政に対する、要望や意見などをモニター用紙に書いて提出すると、担当の部署からそれに対する回答が送られてきます。これで、すぐ行政が、自分の希望どおりに変わってくれたわけではありませんが、とりあえず、不満に感じていたことを行政に伝えられて、少しすっきりしました。ただ、これはあくまで自己満足に過ぎないと思っています。本当に行政を動かすには、もっと大勢の連帯と運動が必要だと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

アメリカが持つ活力の源とは

自分の住む自治体の活動に満足していない人は、やはり8割を超えています。Yesと答えた方で目立っているのは、図書館についての意見です。千葉県浦安市のごまたまさんは、頻繁に図書館を利用して年に60冊もの本を読んでいらっしゃるとのこと。本人がおっしゃっているように、たしかに税金を払った分はしっかりもとを取ってらっしゃいますね。見習いたいものです。

品川区は、なかなかよいというご投稿をいただいたコリエコリコさん。こちらでも図書館がインターネットで検索予約ができるようになり、便利になったとおっしゃってます。国から変えていかなくても暮らしに密着した地方自治は実現できるという感触を、実感から伝えてくださっています。

さらに北海道のマムリーさんは、北国ならではの除雪サービスなどを挙げてらっしゃいますが、こ本がたくさんあると、図書館にはご不満はないようです。図書館はインターネットなどの利便性が最も現れやすい分野だからなのか。それともこのところ図書館のサービスがよくなったのか。もしそうだとしたらどこで、どうしてなのか。調べてみる価値はありそうですね。

こうしてある地域で住民に好意的にとらえられ始めたサービスが出てきた場合、その評判が広がれば、ほかの自治体もその試みを学ぶことによって、よりよいサービスを実現できると思います。

アメリカという国を見ていて感じるのは、こうした自治体の間での競争や、学んだり学ばれたりということが盛んだということです。イラク戦争などでこれまでになくアメリカに批判の目が向けられているのも事実ですが、伝統的にアメリカは実験国家であり、アメリカが持つ活力の源はここに一つの理由があるように思えます。それを支えているのが自治体ごとに行う新しい試みでもあると思うのです。

たとえば教育ひとつとっても、文部省が箸の上げ下ろしまで決めようとしてきた日本と異なり、アメリカは時に州ごとに新しい試みが生まれ、うまくいったらほかの州も見習う。あるいは刑務所のシステムも州によって違ったりする。各州が自ら選択し、予算も自分の意志で使える裁量の部分が大きいからです。ひもつきだらけの補助金を中央がばらまいてきた日本とはかなり違います。

Noと言われている神奈川のまつげさんは、保育園が民間に委託され始めたことがサービスの低下につながっているとおっしゃっています。子どもを持たれる方の最も大きな悩みの部分でしょうし、ここには民営化が必ずしもいいサービスを生むとは限らないという、教訓をも示しています。

システムだけの問題ではない、だがシステムも大切だと思います。このあたりのことを明日は考えてみたいと思います。Yesの方の投稿もぜひお寄せください、お待ちしています。図書館以外にも健闘しているものがあるかもしれません。

松原耕二

松原耕二

TBS外信部 記者

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