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2002/6/10(月) - 2002/6/14(金)
3日め

テーマパートナー選びに失敗したことがある。

今日のポイント

数をこなせば「失敗男」をつかむ可能性は低くなる?

投票結果 現在の投票結果 y81 n19 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
竹信三恵子
竹信三恵子 ジャーナリスト

6月11日午前10時の時点で「失敗した、と思ったことがある」が211票、「失敗した、と思ったことがない」人はわずか31票ですか。うーん、うならされる数字ですね。でも、実は、これは私にとっては、やっぱり……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

最後の1Cは教育あるのみ(himetaro)

竹信さんのおっしゃる「女が動きやすい環境を作ってくれるComfortable(気持ちがいい)、Communicable(意思疎通可能な)、Cooperative(協力的な)な男=3C男がトレンド」って、とてもわかる気がします。だけど、まず出くわさない。自称フェミニストな男はたくさんいるけど、多くは勘違い。女性に協力しているつもりが、かえって余計な手間をかけられたりで、一見、協力的だけど、女性にとってはちっとも気持ち良くなかったりする。3高同様、すべて揃い踏みというのはかなりの理想。ますますの少子化で男の子は両親&祖父母から、それはそれは手厚い保護を受けて育っているから、将来、3C男を探すのは至難のワザ。でも、2Cくらいの男は目を凝らせば、結構いるから、あとの1Cは女性の教育あるのみか。さて、ここで必要なのは、2C男を見極める目を女性が持っていないとダメだということ。つまりは3C男を追い求める前に、女性も自分が2Cあるいは3C(つまり自立)しているかを振り返る必要もあるかも。

「二人で一つの人生でしょ?」じゃなくて二人で二つの人生だ(principessa・31歳)

離婚歴あり、海外経験の長い1児の母です。日本とアメリカで遠距離恋愛をしている間は、「靴紐を結ぶのが下手な君の紐を結んであげるから、僕の嫌いなきゅうりを食べるような、助け合う人生をやっていこう。君のやりたいことをサポートするから、僕もサポートしてほしい時は遠慮なく言うよ」という言葉に、いったんは自分の夢への道を諦めて帰国して結婚に踏み切ることに。結婚後に彼が言ったのは「結婚すれば、君が変わると思っていた」「君はいつまでたっても一人だけの人生を歩んでるさみしい人だ」「二人の人生は一つでしょ?」の言葉に絶句しました。この時に、「もしかしてパートナー選びを間違えたかな?」と感じたが、すでに妊娠していたので、わたしの人生の軌道修正を行いました。家庭に入ろうと。出産後、半年たって離婚・親権・養育権を請求されてみて、わたしは一体何のために帰国して結婚し、出産したのかわからなくなってしまいました。一つだけ言えるのは、いくら結婚していても、二人の人生は一つではなくて、「二つ」もしくは、それ以上のものだってことです。

もうすぐ三度目の結婚をします(JUD・埼玉・40歳)

いくら好きという感情はあっても、お互いの感情を分かち合えないと感じたら、人生を一緒にずっと歩き続けることはできなくなってしまう。もちろん、相手のことをすべて理解するなんて不可能。でも、わかりたいという、分ち合いたいという気持ちはとても大切だと思う。もうすぐ3度目の結婚をします。かつての2人の夫とはお互いの間に好きという感情はあったけど、分ち合うことができずに別れました。他人は我慢が足りないとか、魔性の女とか言うけど、わたしはずっと耐え忍ぶ人生より自分の意志で前に進みたかった。

暴力を振るう男と結婚してしまいました(ローズマリー・東京)

暴力を振るう男と結婚してしまいました。結婚する前はおとなしい人でした。わたしが仕事をして、キャリアを追求することに関しても何も言わない人だったので、よきパートナーになれると思っていました。結婚前に彼の親に会ったけれど、母親をあごでこき使う姿に「あれっ?」と思い、でも「はい、はい」とそれに従う母親の姿を見て、優しい母親としか思いませんでした。自分より弱い立場の人間を、大事にいたわれない男は、パートナー云々という以前に、人間としてクズ以下だと肝に銘じて、今度は間違えないぞ、と思っています。でも、女性だって、自分より弱いものをいたわるべきですけどね。

監視下に置きたがる男たち(puririn・既婚・30歳)

旦那を選んだことがわたしにとって失敗かな。共働きなのに家事はすべてわたしの役目になってしまっていて、手も出さないんだったら口も出すな、って感じですが、口も出す出す(笑)。掃除機かけるのも自分の監視下に置かないと気がすまず(フローリングの床の上に本体を転がしてはならないからです! 異常ですよね)、何をするんでも呼びつけられ、あぁ、わたしって使用人みたいって思いながらイライラを募らせています。一事が万事この調子なので、自分の時間を持つためにさっさと家事こなしたくても、行動を制限されているために自分の人生がどんどん破壊されていくと、思うようになってます。少なくてもこの旦那の行為には愛情を感じませんし、「足手まといの余分な時間」を費やさせる自分本意な男の自己満足のために、自分の人生をささげる気もありません。みなさんもこんな男がいたら速効、ポイです。

口ばっかり!(BER・既婚・35歳)

じゃあ、やってみろよ 自分の夢ばっかり語ってた元彼。じゃ、あんた、夢実現のために何やってんのよ! とイライラがたまっていき、ささいなことで、わたしが噴火を起こして(笑)、帰ってきてそれっきり……。人間的にはとってもいい奴だったから友人ならよかったけど、パートナーとなると現実的なわたしとは相性最悪。パートナーには夢に向かってもらいたいわ。

「お前とは育ちが違うんだよ」(あせおは)

おまえとは育ちが違うんだよと言われた時(そりゃあんたはおぼっちゃまでしょうけど、たまたま金持ちの家に生まれただけで、自分の力で手に入れたわけじゃないでしょ。あー10年前のことなのに腹立つ)。あと殴られた時。ちなみに同じ奴だ。

自分のことしか考えられない人(rizucherry)

お互いに「足りないところは補って」という気持ちはあるけれど、自分の不始末や困った時だけ人に頼り、こちらが困っていたり、勇気づけの言葉を求めても、気が付かずなのか知らん顔をされたりすることが何度かあったら、もう十分。わかったという感じで、そういう、人としてのものを、この人に求めるのは無駄と理解し、だめな奴と、自分の中でレッテル貼ってしまいますね。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

失敗すべく設計されたシステム

6月11日午前10時の時点で「失敗した、と思ったことがある」が211票、「失敗した、と思ったことがない」人はわずか31票ですか。うーん、うならされる数字ですね。でも、実は、これは私にとっては、やっぱりという感じもあります。なぜなら、わたしたちの現在の男女関係を形成する枠組みは、はっきり言って、「失敗すべく設計されている」といってもいいくらいだ、とわたしは思ってきたからです。

戦後の男女関係は、男の愛の証しは「女を従わせ、養うこと」、女の愛の証しは「男に庇護されて尽くすこと」だったという気がしています。今や伝統芸能の領域に入りつつある演歌の歌詞も、点検してみると多くはそれですよね。「尽くし足りないわたしが悪い」とか「だからお願い、そばに置いてね」とか、結構のけぞる歌詞をマジメに歌っている女性の歌い手さんをみると、お仕事って大変だなあ、と思ってしまいます。

つまるところ、愛と生活、経済がばっちり結びついていると言いましょうか。だから、養えない男と、尽くさないと女には性愛はありえないという激しい思い込みができてしまい、「男女分業を否定する男女共同参画社会基本法は男女を、男女を一色にする暴挙で、性愛も成り立たなくなる」といった不安を表明する中高年の議員さんとか大学の先生とかが出てきてしまうわけです。性愛だけじゃありません。結婚する時、同姓にしないと夫婦の一体感ができない、という意見がありますが、同姓の強制は実は逆に、「愛し合っていた二人」の間の初めての仲違いのもとになることが多いのです。これまで仲良しだった二人がどちらの姓を名乗るかでいがみ合いを体験させられてしまうわけです。

さらにこれが年金の第3号被保険者や配偶者控除となると、事態はより厳しさを増してきます。これはおおざっぱに言うと、妻が一定上稼ぐと、夫が控除や年金保険料の免除を受けられなくなり、夫の手取りが減るという仕組みですが、見方を変えると、妻が貧乏になることで夫がカネ持ちになるというゼロサム型の仕組みなのです。

principessaさんの「二人で一つの人生」を主張する男性も、このパターンを刷り込まれてしまった一類型ですし、ローズマリーさんの「暴力を振るう男」、puririnさんの「監視下に置く男」も、従わせ、庇護することが男の愛、という困った刷り込みが影響しているのかも、という気になります。

ということで、わたしたちの現在というのは、あらゆるところに「愛」という名で男女を仲違いをさせる地雷のような制度が埋め込まれ、男女が対等な関係で親密になろうとすると、よってたかってこの仕組みが邪魔して、どっちかを豊かにするためにどちらかが我慢する状態にはめこもうとするわけです。かなりましな素質の男を選んでも、この仕組みにはまってしまうと、男女は対立せざるを得なくなるわけですよね。こうした中で、31票も「失敗なし」がいることは、むしろ、すばらしいことなのかもしれません。「失敗したと思ったことがない」方々、ぜひ、ご意見と成功体験をお寄せください。

さて、「3C男がいいのはわかる、でも出くわさない」とおっしゃるhimetaroさんのご指摘が至言なのは、人間を大人に育てたがらない風潮に加え、こうしたゼロサムの哲学が、がっちり人格形成の時期に入り込んでしまい、3Cの発揮を許さない土壌があるからです。「でも、2Cくらいの男は目を凝らせば、結構いるから、あとの1Cは女性の教育あるのみか」も、まさにわたしの言いたかったことです。まず、「2C」でふるいをかけた後は、「らしさ」の性愛の枠にはまらなくても、性愛を感じられる優しい関係を、どう二人で開発していけるかなのだ、と思います。

「C」がゼロの男性を不断に生み出しがちな今の性愛文化・性愛制度の中では、「やばい」と思ったら選び直すことは、悪いことではない、とわたしは思っています。これは、「気に入らないから放り出して別のを選ぶ」という無責任な態度のことではありません。選び直す姿勢を相手にはっきりさせることで、相手を対話の土壌に引き出すこともありえますし、それがゼロサム哲学の罠から相手の男性を救い出すきっかけになることもあるからです。

わたしの知り合いで、長い期間もっているカップルは、ほとんど人生のどこかで、カップル間でのこうした選び直しを一度はやっています。結婚当時は専業主婦を選んだものの、時代や自身の価値観が変化して働き始めようとしたある女性は「私を愛しているなら、わたしの変化も一緒に愛して! 」と必死で口説いて夫の家事参加を獲得しました。いわば、「家庭内再婚」ですよね。実はわたし自身も似たような体験がありますが、それはまた明日。

同じカップルで「再婚」が成立しなければ、今の仕組みにほとほと嫌気がさした、というような同じような傷を持つ男性を探し出して、やり直してみることもいいかもしれません。数をこなせばいいものではありませんが、「三度目の結婚」のJudyさんのような方法も有効だということです。「魔性」だなんて気にしないでください。どうしても相手に言い出す決断がつかない時は、独自に新しいパートナーの再募集をかけ、自力で別の選択を始める準備をしてもいいでしょう。こうして一歩踏み出すことで、気持ちが切り替わり、現在のパートナーとの気持ちの上での力関係を変えることもでき、そこから対話が始まることがあるからです。こういう対話が成り立たないようなら、これこそ「切りどき」「決断のしどき」だとわたしは思っています。

竹信三恵子

竹信三恵子

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