
ソースに一工夫して飽きない味に(oopon・パートナー有)
自分の相方が、非常に食にこだわる人なので、インスタントのものを使うにしても、一工夫してよりおいしくしないと食べてくれないんです。だから、パスタも乾麺のゆで具合も気を配り、ソースも手作りミートソースをはじめ、和洋中、それぞれの味のソースをいくつか用意できるまでになり、そこから食材に応じてアレンジをかけています。なかなか同じ味にはならないですが、それがまた、飽きさせない要素かもしれないです。
オーストラリアの料理番組から(さとい・オーストラリア・パートナー有・33歳)
オーストラリアではパスタはもちろん、レッド系のトマトも充実してますし、パスタソースもなかなかのもの。さまざまな種類のハーブも安く手に入るので、シンプルなパスタでも美味しく作れる条件はそろっているんじゃないかと思います。そして、こだわりというか、これは、こちらの料理番組などを見て実践していることなんですが、まず(1)クラッシュ(あるいはスライス)した生のガーリックをはじめにオリーブオイルでよくいためて香りを出すこと。それから(2)アンチョビを2人分で3〜4切れくらい入れて一緒にいためること。イタリア系のシェフが、アンチョビは調味料のようなものでマストだ、と言ってました。ぐっと風味が増します。そして好みの具とアルデンテのパスタを茹でたお湯少々と一緒にしてなじませ、お皿に盛り付けたら、(3)香りのいい上質のエキストラバージン・オリーブオイルを少々ふりかけること。それから好みで粗引きの胡椒。私は料理が得意なわけでも何でもありませんが、この3点に気をつけるだけで本当にちょっとした味の違いが出来るんです! お試しあれ!
ソースに水は使わない(小林哲之・東京・パートナー有・37歳)
ソースに水は使わない。トマトジュースを使います。更にトマト(缶詰だけど)をどっさり、セロリを1本、きのこ類も手当たり次第。塩加減を間違えなければ結構いけます。トマトジュースを使わないときは、入れる野菜のヘタや皮など余ったところを水から煮て、じっくり冷やして野菜スープをとって使います。これもまたいける! 肉? 使わないですね。マイルドになりすぎる気がするので。
ボロネーゼソースをラザニアに。子どもたちにも大人気! (AK・東京・パートナー有)
パスタ料理は大好き、たらこのクリームパスタや、カルボナーラといった職場から戻って慌ただしくする料理としてもふさわしいものや、季節の野菜を和えたアーリオオリオや、事前にソースをつくっておけばよいアーモンドと塩漬けケッパーのトマトソース(パンチェッタ・ジロラーモさんの奥さんのレシピだったと思います)など、ゲストにお出しできるメニューなどたくさんあります。ラザニアは、ソースを2種も用意しないといけないので以前はあまりつくりませんでしたが、いつだったか家で煮込んだビーフシチューのソースの残りを加えてボロネーゼソースをつくったところ、本当にこくがあっておいしいソースができ、娘が「このお肉のすじすじのところとパスタをいっしょに食べるとおいしい」といわれてすっかり満足して以来、ビーフシチューをつくったあとはわざと残してボロネーゼソース→ラザニア というのが定番に。娘のお誕生日会で出すとお友達にもレストランみたい! と好評でした。お味のいいバジルペースト探しも大好き。いま手に入るものでいちばんおいしいと思っているのは、千葉の大多喜町にある「ベジタブルガーデン」のバジルペースト。細麺とあわせて食べると最高です。パスタとは直接関係ありませんが、このペーストは、買ってきたサラダなどにまぜるとどんなサラダもおいしくなる、「魔法のペースト」と我が家ではよばれています。春はパスタとあえておいしい野菜が店頭にならぶのでスーパーに行くのも楽しいです。このあいだは、やわらかいタケノコを薄くスライスしたものと菜の花、生ハムのホワイトワインソースのパスタをつくり、普段はタケノコの大嫌いな子どもたちにもとても好評でした。
ニンニクと鷹の爪を炒めた香りに(sachamaru・東京・29歳)
たっぷりのニンニクと鷹の爪をエキストラバージンオイルでじっくり炒める。その香りに癒されます。
どこの国にも「こだわり」が(ふろすと・兵庫・パートナー有・43歳)
レストランで食べるパスタには、オリーブ油やバターソース、いかすみパスタなどにこだわりがあります。家庭料理のパスタでは、よく母が作ってくれた、ケチャップ味のナポリタンやたらこスパが大好きです。南米ペルーで、五目焼きうどんのようなシーフードパスタを食べましたが、どこの国でも自分たちの感じている「パスタのこだわり」があるような気がします。