
砂糖をつけておやつ感覚で食べていた(アポストロフ・栃木・パートナー有・44歳)
子どもの頃はトマトの酸味と青臭さが苦手で、砂糖をつけておやつ感覚で食べていました。それでも、「上から読んでもトマト〜、下から読んでもトマト〜」と毎回歌いながら食べる好物のひとつでした。
最近のトマトは酸味が少なく、甘みが強いせいか、わが家の子どもたちは何の抵抗もなくペロペロ食べています。どちらかというとプチトマトのほうが好きなようですが……。昔はプチトマトなんてなかったですよね。そんなこともあって、毎朝必ず食べるプチトマトだけはヘタの部分の縮れ具合を見てなるべく新しそうなもの、甘そうなものを選んでいます。普通のトマトはツナサラダや棒々鶏など、サラダ系料理にしか使わないので、甘みにはこだわらず、熟し具合で選びます。煮込みにはホール缶、ペースト、ピューレなどを使い分けています。
自分で作ったものはあまり甘くない(マース・千葉・パートナー有・33歳)
去年からベランダでトマトやナス、今は小松菜などを育てています。トマトやナスは簡単なんてよく言われていますが、わたしにはなかなか難しいです。でも自分で作った野菜はいっそうおいしく感じられ、ベランダ栽培がやみつきになっています。
ただ、スーパーで売っているトマトはとっても甘いのに、自分で作ったものはそうでもありません。わたしは甘いのが好きなので、来年は「甘い」品種を植えようと思っています。スーパーで売っているトマトで疑問なのが、「調理用」と書いてあるものです。書いてないトマトとの違いを教えていただけないでしょうか。
トマトくさいにおいの甘味の少ないトマトが好き(凛*)
トマトの季節といえば、やっぱり真夏。でも、ビニールハウス栽培が普及したために冬でもよく見かけますよね。キュウリや、ナスにしても同じ。旬のものがやっぱり一番だけれど、真冬にスイカを見てなんだかなあ……と思う人はいても、もはや冬のトマトに違和感を感じる人はいない!? トマトの旬を知らない子どもが増えているのも、ちょっと悲しいですよね。
あまーい、果物みたいなトマトももちろんおいしいですが……、わたしはそれこそトマトくさい(!)においのする甘味の少ないトマトのほうが好きです。なんだか、人間が手を加えていないトマト本来のおいしさがそこにあるような気がします。 畑で取れたトマトをキンキンに冷やして食べるのって、最高ですよね?
いろいろな方法で食べられる!(DEYOKO・海外・パートナー無・28歳)
わたしは、完熟トマトでスパゲティボロネーゼやぺスカトーレをよく作ります。甘味のあるトマトのほうがマイルドで口当たりがよくできあがるのでおすすめです。トマトをカレーに入れて煮込むとハヤシライスになりますし、トマトを半分に切ってオリーブオイルを少量たらした後、オーブンで焼くだけのグリルドトマト、といようにいろいろできる栄養たっぷりの野菜。でも、畑で熟した真っ赤な新鮮トマトを川の水で冷やして食べる。これが今までで一番贅沢な食べ方でした。
太陽の匂いと香りが口に広がるような味が好き(のえる・福島・30歳)
どちらかといえば甘味のあるほうが好みですが、単純な「甘味」よりも「太陽の匂いと香りが口に広がるような」味が好きです。トマトを丸ごとかじった瞬間に香りがわあっと広がり、そのまま酸味と層をなして漂い、最後に太陽の恵みが口腔内に余韻で残る、というのが理想。でもありますよ、こういうトマト。
手触りと色で見分けて(グラプラ・東京・パートナー無・43歳)
旬はいつでも。本当は「この時期が一番おいしい」という頃があるのでしょうが、わたしはとにかくトマト大好き人間。毎日夕食時に1個食べてます。買う時も吟味して買います。できるだけ安くて、でもおいしそうなものを、手触りと色で見分けます。半分に切った時に中に濃い緑の種がぎっしりつまっているのを見た時はその味を想像して「勝った!」とうれしくなります。