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2004/3/1(月) - 2004/3/5(金)
3日め

テーマ日本人の味覚は世界一、と思いますか?

今日のポイント

世界中の皿を食べつくす勢いを感じることも

投票結果 現在の投票結果 y53 n47 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
横川潤
横川潤 エッセイスト

引き続き、エキサイティングなご意見をありがとうございました。YESの割合がやや下がってきましたが、かろうじてNOを上回っています。日本人としては喜ばしいこと、と思います。外国人と話をすると、たとえばフ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

変化に富んだ味を受け入れられる(ぐん・広島・パートナー無・25歳)

偶然列車で隣同士になった韓国の方と、家族ぐるみでお互いの国を行き来しています。そのことを通じて思ったことは、われわれの想像以上に外国の方は毎日似たような味のものを食べ続けているのではないか?ということです。

彼らは、旅行中キムチや焼肉を食べているときが一番打ち解けた雰囲気になります。われわれは、わざわざ外国に行って和食を食べなくてもという感覚がありますし、日常的にも、朝は和食、昼はイタリアン、夜は中華、なんてことよくありますよね。日本人は、変化に富んだ味を受け入れられるという点で世界一だと思います。

個人差や地域差はあると思うが(MIYAさん・東京)

日本人は総体的には味覚が優れているとは思いますが、おそらくとても個人差があるでしょう。たとえば今の20代が味覚が優れているかというと疑わしいものがあります。また東日本、西日本ではまったく味覚の感じ方も違うと思います。食べ物もまた、品種改良や養殖などにより、その品種本来の味や風味が失われていると言われています。有名レストランのシェフが、本物の味にこだわるために素材を調達しなければならず、それで高価な食事になってしまうのも、なんだかとても寂しい気がします。

ただ、しょうゆやみその味や風味を毎日こだわることができ、各国料理の味わいの違いを堪能できるのは、やはり日本人の長年培われた味覚あってこそなのではないでしょうか。いろんな国の料理を日本風にアレンジできてしまうのも、そういったところによるものが大きいと思います。

日本人は単純というより、複雑(優香理・埼玉・パートナー無・40歳)

米国に留学している時に、心底思いました。おなかが減っているのに、食べたいものが深夜の大学のカフェテリアにはなかった。すべてトマトケチャップ、マヨネーズ、マスタード、チーズ風味の単調さ。日本のだしのような繊細な味のものはありません。わたしの自論は、「人の思考は、その嗜好する味で左右される」です。比較的に日本人は、単純というより、複雑だと思えます。

世界中の味をよく知っている国民(のえる・福島・パートナー無・30歳)

世界一かどうかはともかく、世界中の味をよく知っている国民だと思います。食にまつわる文化的背景や食べ物に関する言葉が非常に豊富だと思います。アメリカの食文化(マクドナルドなどのファーストフード)が人々に浸透してしまい、細やかな味覚が失われつつある現代を個人的には憂いています。

NO

慣れ親しんだ味が最高なのでは?(moma108・東京・パートナー無・31歳)

日本人の味覚を世界一と一般化してしまうのはどうかと思うので、あえてNoとさせていただきました。わたしは、留学経験があり、アメリカの中でも生徒が「国際的」で有名なプログラムにいて、それこそアジア、ロシア、ヨーロッパ、アフリカ、南米など、あらゆる国から来た友人と仲良くし、食事もともにしました。

一つたしかなことは、食事はあくまで「習慣」であり、慣れ親しんだものをおいしいと感じる、ということです。たとえば、お米。わたしにとっては日本の米は最高だと思うけれど、ペルー人の友人に言わせれば、「ねばねばしていてまずい、だからすしは嫌い」という説もありました。よって、わたしにとっては日本の食事、というより、慣れ親しんだ母の味が一番なのだと思います。同じ日本でも地方によって、味付けも食材もかなり変化しますし……。みなさんにとっても、みなさんが慣れ親しんだ味がやはり最高なのでは?

素材本来の味がわからない大人が増えている(himetaro・パートナー有)

国産にこだわるのはブランド信仰の一種に思える。外食産業や化学調味料、加工食品の台頭でかつての日本人より味覚は劣ってきているのでは? 今までも吉野家の牛丼がおいしいとは感じなかったし、なぜあれほど狂気するのかわからない。食料自給率が極端に低い日本ではほとんどの農産物が輸入品であり、野菜などはとくに味も素っ気もないものがほとんど。だから家庭でも化学調味料で濃い目の味つけにするのだろう。そういう味に子どものごろから慣れ親しんでいると、舌が鈍感になるように思う。

素材本来の味がわからない大人が増えている。また、自分が予想した味と反すると即座に嫌う傾向がある。食に対してもっと素直に、謙虚になれないものだろうか。現代の日本人の味覚が世界一とは到底思えないが、諸外国の料理をいち早く取り入れ、アレンジして自国流にする能力と気力は世界一だ。

目で感じる部分や脳で感じる部分もある(しろりむ・三重・パートナー無・35歳)

味覚というのは、基本的には舌で感じるものなのでしょうが、でもやはり舌だけではないように思います。味覚には、目で感じる部分や脳で感じる部分もあるように思うのです。たとえば同じ材料で同じ味付けの料理でも、プラスチック容器にゴチャッと盛られたのを食べる場合と、美しい器に配色よく盛られたものを食べる場合では味が違うように感じます。

誰と食べるかによっても味は違ってきます。また郷土料理なら、その土地の言い伝えや料理の由来を聞いて食べると一層おいしい。食は文化や伝統と切り離せない関係にあって、料理を味わうことは文化・伝統を味わうという面があるように思います。その意味でも味覚の国際比較はなかなか難しい。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

日本人と日本の食との微妙な関係

引き続き、エキサイティングなご意見をありがとうございました。YESの割合がやや下がってきましたが、かろうじてNOを上回っています。日本人としては喜ばしいこと、と思います。外国人と話をすると、たとえばフランス人や中国人は、基本的に自分たちの国の料理と、自分たちの味覚は世界一であると、信じて疑わないように見えます。正式晩餐会で出される料理といえばフランス料理が多いですし、中国料理は世界一普及した料理でしょう。

ただしアメリカ人は、何でもアメリカが一番と言いたがりますが、食に関してはあまり一番とは言いません。日本料理、とくに寿司は世界的に人気を博していますし、世界の名だたる料理人たちが日本料理から影響を受けたと告白しています。繊細、緻密といったポイントで見れば、日本料理は世界に冠たる料理と言ってよいでしょう。

また日本人の外国料理に対するフレキシビリティには、驚くべきものがあります。今回のコメントでもありましたように、海外に住んでいるとき、あるいは海外に旅行したとき、日本人ほど外国料理を貪欲に試す国民はいないでしょう。

むしろわたし自身、1988年から6年間、ニューヨークに住んでいましたが、海外に住んでいると、家で日本流の食事をしているとは、他の日本人に言いづらい雰囲気さえあります。このあたりに、日本人と日本の食との微妙な関係が見えるようにも思えますが。「日本料理」はよそ行きのイメージ、「日本食」は日常食のイメージというように、この二つは違うかも知れない、というポイントもありますね。

一方、NOのご意見では、慣れ親しんだものはおいしいと感じる、というコメントがありました。海外に居られた経験を振り返って、ご自身の味覚を相対化、客観化したお言葉ですね。「日本料理」ではなく、「日本食」に関するご意見といえましょうか。また工業化社会の進展に伴い、味覚は逆に退化しているのでは、という意見もありました。この問題はまた後の回で論じたいですね。

また、味覚とは舌だけではなく、目や頭とも関係しているというご指摘もありました。確かに同じ料理でも、あるいはただの水でさえ、器によって味わいが変わるのは不思議なほどですね。NOの投票では、問題の立て方自体に対する批判票もあるようですが、もともと食べるということ自体、個人的、イメージ的な性格が強いですから、今回は主観的、あるいは印象的発言も大いにアリ、ということで、思い入れたっぷりに語っていただきたいと思います。

さて。「慣れ親しんだ味をおいしいと感じる」というご意見を踏まえ、本テーマに関連したサブテーマを出してみたいと思います。「あなたにとって、おふくろの味が一番、ですか?」。大いに主観的に語ってください。お待ちしています。

横川潤

横川潤

エッセイスト

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