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サーベイ

2005/5/23(月) - 2005/5/27(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
3日め

テーマバリアフリーな人ですか? 

投票結果 現在の投票結果 y47 n53 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
松井龍哉
松井龍哉 フラワーロボティクス代表

生活習慣の上で常にバリアを感じているというご意見がほとんどです。個々、奥に深い意識があると思います。なぜバリアをバリアと感じるのでしょうか? 「自分と他者」という構図から離れて、その関係を第三者として……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

「まず相手」という思いやりの精神(梶本洋子・東京・パートナー有・52歳)

ひょんなことから1年の3分の1を高校生と共に生活することになり、一方で町内会の部活動に参加して年長者の方と頻繁にお話をする機会を得ました。おまけにパートナーは14歳年下。私生活で、どの人とも楽しく接することのできる私は、ある意味「バリアフリー」なのだろうと思います。同年代も含めて、人と上手に付き合っていくコツが「まず相手」だとするなら、それはやはり思いやりなのだと改めて思います。異論や反論が、パートナーから出そう、ではありますが。

母に対してどれだけバリアフリーになれるか(motokuro・大阪・パートナー有・47歳)

現在勤めながら実母を在宅介護しています。その事によって介護に携わる人々に接する機会が多く、感心するばかりで自分はどうだろうと考える機会が何度もあり、いろいろな葛藤と戦う日々です。一番身近な母に対してどれだけバリアフリーだと、自分に対する憤りとジレンマの中にいます。それまで、私は開放的な心で誰とでもフレンドリーに話せると思っていました。でもそれだけでは駄目だという事にようやく気付いたタイミングで、今回のこのテーマに出会いました。自分を見失うことなく「○○と私」の○○についても一度考えていきたいです。「YES」に投票したのは、それが目標であるという意味です。

NO

柵と壁とを見分ける能力(ありる)

バリアフリーは、正しいことなのでしょうか? バリアを「障壁・邪魔」と考えれば、ない方がいいと思いますが、「柵・境界」と考えると、今の、すべてが曖昧でなあなあが許されている社会の現状において、なくなった方がいいとは言えないような気がするんです。たとえば、ユニバーサルデザインや、障害者雇用受入れなどにおいてはバリアフリーと喜んで口にしたい。けれど、本来しっかり相対して見定めたり解決しなければならない問題に対して、対立を避けるために問題解決を先送りするような状況や、不利益をこうむることを恐れて、自分の立場を確立せずに(相手との間に柵を立てずに)平気で意見や発言を展開する人や、自分の立場をわきまえない人を目にすると、それは違うんじゃないか、と言いたくなります。あるべきバリア(柵)、なくすべきバリア(障壁)、本当に必要なのは両者を見極める判断力と知恵なのかもしれません。また、バリアはあっても透明化すべきものもありますし……。難しい問題ですが、私自身は、全てにおいてバリアフリー! と声高に叫びたくはない、と感じています。

意識するほどバリアが生じる(有依・埼玉・パートナー有・27歳)

「バリアフリーな人」になりたいと思って、地域のボランティア団体に所属したことがありますが、意識すればするほど、バリアが生じてくるような気がして、そのギャップに嫌気がさして辞めてしまいました。地元の駅に階段を上らなくても直接ホームに入れるゲートがあります。重たいスーツケースを一人で運べなかったので、そこを通らせてもらうよう頼んだら、「ここは車椅子専用ですので」と断られ、駅員さんと二人でスーツケースを持って階段を上り下りしました。なんか変だと思いませんか?

自分を守るためのバリア(willow・千葉・パートナー有・48歳)

「心の中のバリアを除く」という一節がありましたが、これはやろうとしても相当難しいし、また、果たして除く必要があるものだろうか、という思いもあります。物理的なバリアを除く、例えば、車椅子でも行動できるような環境を整える、といったような努力はできます。しばらくアメリカにいたのですが、あれほど自由を信奉し、異文化異民族異宗教を広く受け入れようとしている国民が果たしてどれだけ彼等自身の心の中のバリアを除こうとしているか、とても疑問に感じました。実に、このバリアは高く堅いのです。しかし、これは当然と言えば当然ではないかと思います。何でも差別無く平等で自由に、という基盤に立つと、自身のアイデンティティをしっかり持つためには、外からの影響や圧力に抗しなければならない場面があります。その時、心の中のバリアは、他を遮断したり差別したりするためではなく、自分を大切にして守る防護の意味もあるのではないでしょうか。表面的にはとても友好的で寛大に見える人達が実はそれほど相手を受け入れてはいない、という厳しい現実を目のあたりにしました。ひるがえって自分はどうか。私自身、どうにも受け付けないものがあり、これはまさしく、心のバリアの働きによるものだと、認めざるを得ません。しかし、前述のように、果たして心のバリアを取り去る事が必要でしょうか。できるできないは別として、自分自身の価値基準を確立した上で、かつ、バリアフリーを目指す、というのは、一体どういう事なのでしょう。

先入観を克服する努力(三和子・埼玉・パートナー有・32歳)

誰の中にも必ずバリアはあります。ない、と思っていても、普段の生活や交際範囲の切り口を変えると自分の中のバリアに気づきます。バリアとは先入観で、固定概念で、でも人間である以上、未知の存在に対してある程度拒絶したくなるというのは本能だと思います。本当のバリアフリーとは、自分の抱えているバリアを自覚した上でそれと向き合って、広い知識や、新しく得られた経験から感情をコントロールして、可能なら克服していこうとする努力のことだと思います。仮に自分が誰かからバリアを張られる対象になった場合でもそうです。特定のカテゴリに対して、仮に先入観が全くなかったとするなら、それを維持していかなくてはいけません。例えば特定の国、特定の職業の方々、特定のカテゴリなどに対する先入観を、私自身なるべく持たずに、柔軟なメンタルでいるようにいつも努力はしているのですが、知らないうちに持ってしまっているバリアは、我の強い私にとって、克服していくためのチャレンジです。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

「自分と他者」という構図を超えて

生活習慣の上で常にバリアを感じているというご意見がほとんどです。個々、奥に深い意識があると思います。なぜバリアをバリアと感じるのでしょうか? 「自分と他者」という構図から離れて、その関係を第三者として捕らえる意識を持ってみるとわかることが多いと思います。

デザイナーの仕事ではこんな感じです。A社より仕事の依頼があります。やるべきことを整理しクライアントが望んでいる物 を自分なりに理解し製作を始めます。次にプレゼンテーションを行います。一回目で受け入れてもらえることはほぼありません。何度か繰り返し、顧客の要求が読めてきます。途中で「なぜ受け入れてもらえないか?」とバリアを感じることが多いのですが、第三者の立場に立って客観的に状況を捉えてみると、互いの関係がクリアになってきます。多くの場合は、当事者の後ろにある社会的な立場が、時々バリアになって意見の相違が生まれてきています。その時は本来の目的である「いいデザインを提案する」という意識に集中して余計な事は踏まないように努力することが結果としていい仕事になっています。「使うユーザーの顔」を想像すれば自我との抑制をコントロールできるはずです。三和子さんが書かれた「本当のバリアフリーとは、自分の抱えているバリアを自覚した上でそれと向き合って、広い知識や、新しく得られた経験から感情をコントロールして、可能なら克服していこうとする努力のことだと思います。」という意見は対人関係におけるテクニックだと思います。

バリアフリーが正しいことか? という意見もあります。多様性のある問題意識ですので正しいか正しくないかと捕らえる事はできないと思います。しかし、そうありたいと思う気持ちも根強くあるというのが大方ではないでしょうか? バリアフリーな人でいようとするなら、自身を理解して「自分からみた他者」「他者からみた自分」を第三者の立場から想像してみると、見えなかったものが見えてくると思います。それをどう生かすかは本人の生きていくうえでの技術と考えてみるべきです。私は、人と関わってしか生きていけないと思うので、自分の価値を確立した上でバリアフリーでいたいと思うのです。

京都にいくと「一見さんお断り」という習慣が残っています。良好な関係を築くために生まれた知恵だと思います。互いがルールを守る事から始まれば節度が生まれます。自分のどこかにルールを持っていれば迷路に入りにくいものだと思いませんか。しかしルールをご都合でつくると、単なるバリアになってしまいます。臨機応変な対応ができる賢さがほしいところです。

松井龍哉

松井龍哉

フラワーロボティクス代表

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