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2005/5/23(月) - 2005/5/27(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
2日め

テーマバリアフリーな人ですか? 

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キャスター
松井龍哉
松井龍哉 フラワーロボティクス代表

「バリアフリーな人」……時事的なテーマなようで永続的なテーマです。様々な切り口があると思いますが、デザイナーという立場で現代事情というものを読み解きたいと思います。よろしくお願いします。 様々な……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

より多くの人が、快適に暮らせるように(カルルン・大阪)

少なくとも、バリアフリーな人であろうと心がけています。バリアを築くことで、個人的には、安心感が得られることもあるかもしれないけれど、バリアをなくすことで、たくさんの人が快適に暮らせて、お互いの関係も良くなると思います。心のバリアを取り除くことも重要ですが、実際の生活でのバリア、たとえば段差や階段、使いにくい機械、器具などを改良することは、全ての人にとって、重要だと思います。

パラグライダーに挑戦(らぶりーようこ・兵庫・パートナー無・42歳)

私の子どもは障害をもっています。そのためにいろいろな差別をうけてきました。でも私の天使は知的なことが少し遅れているだけ、個性だと思うんですね。日本でパラグライダーを親子でしようとしたら、できませんでした。でも、海外では、全然平気、上手だねとほめてもらいました。これが本当のバリアフリーだと感じました。

エジプト旅行を通して学んだこと(みんつ・愛媛・パートナー無・37歳)

バリアフリーになりたい人です。今年、エジプトへ行きました。子供の頃から憧れのピラミッドが見たかったからですが、行くと決断するまでに悩んだのはイスラム教への偏見と恐怖が自分の中にあったからでした。アメリカとイラクとの戦争とそれを報じるメディアは、イスラム教への漠たる恐れとバリアを私の中に作っていたのです。行ってみれば、現地添乗員はイスラム教徒、サポートはキリスト教徒、日本からの添乗員は仏教徒と異教徒が同じバスで仲良く移動。エジプトでは同じアパートに宗教関係なくキリスト教徒もイスラム教徒も住むそうです。仕事をしながら祈りを欠かさないイスラム教徒の添乗員さんには額に祈りダコができていました。彼からイスラムの教えや習慣を聞くにつれ、知識不足からくる誤解がどんどん解け、バリアが解けるのを体感した旅になりました。同行者が日本から持ち込んだカップラーメンをプレゼントしようとした時、日本からの添乗員さんが「豚骨スープはイスラム教徒の人に渡さないでください。キリスト教徒は大丈夫。イスラム教徒の人に食べ物を渡す時には豚が使われていないかどうか注意してください」と教えてくれました。相手の習慣をよく知って、よく尊重することでバリアフリーになれるのだと思いました。

NO

自分の自信のなさから(KOZUE・パートナー有・37歳)

バリアフリーな人になりたいです。自分を守るために壁を作ってしまっている自分に気がついてはいるものの、そこからなかなか出られません。それは自分に対する、自信のなさからなのではないかと思っています。バリアフリーな人になれたら、世の中もっと生きやすいだろうと思います。そうなれるために、「自分を磨く」ように心がけています。

お嬢様育ちの母と、苦学した父(あきんぼ・東京・38歳)

そうでありたいと思いますが、実際は違うと思います。自分の母と比較するとYESだけど、父と比較するとNOです。お嬢様育ちの母は、自分の知らない世界との間に壁を作り、一方で、ろくに学校にも行けず苦学した父はどんな人とも肩書きや見た目を気にせずに自分の判断でつきあいます。そんな父を見習いたいけれど、大学を出て有名企業で働く自分は、無意識にバリアのある人になっているような気がします。

プライバシーとのトレードオフ(ガク・兵庫)

そうありたいと思っていますが、自己評価は厳しく「NO」です。しかも人よりバリアは、固いかもしれないです。傷つきたくないという気持ちや、既成概念、世間体、人の目などが気になり、いつの間にかバリアを高く高くしているような気がします。そして、そうありたいと思っているくせに、バリアフリーな人を見ると、「警戒しなくて大丈夫? そんなに無防備でだまされない?」と、言ってしまったり……。そんな私でも、たまにバリアフリーになれることがあって、その時はとっても気持ちがいいって事もわかっているんですけど、なかなか難しいですね。プライバシーがあることと、バリアフリーなこと、もちろん違うと思うのですが、フリーにしてしまうと、プライバシーがなくなるような気がしてます。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

ユーザーとデザイナーの関係のバランスを考える

「バリアフリーな人」……時事的なテーマなようで永続的なテーマです。様々な切り口があると思いますが、デザイナーという立場で現代事情というものを読み解きたいと思います。よろしくお願いします。

様々な意見が分かれるところですが、いただいたご意見は経験に基ずいたものがほとんどです。結果だけ読めば「バリアフリーな人」になりたいという人が多いようです。それぞれに理想的な人の顔も浮かぶと思います。心がけるという意見が多かったですが、私は心がけでは解決できない事が多いと思っています。ガクさんやKOZUEさんのように自身が作り上げたバリアはなかなか壊せないのが事実だと思います。しかしあえて壊す必要はまったくないと思います。ただ自分にルールを作って接すると、すこしずつ壁が風化してくると思います。

家の設計やロボットの設計でもまずできる事ととできない事をしっかり切り分けてから、現実的な設計に入ります。仕事のルールをつくり器を理解してから事に接する。まず基本です。私がデザインをする時に考えることは、視覚的な構築と同時にユーザーの心理的な作用を意識します。デザインされるものは物理的な構築物であることは事実ですがその後ろには、人を思う気持ちが作用していることが重要なエレメントです。それが作品を作品たらしめる決定的な要素でもあります。しかしあまりにユーザーフレンドリーでは形としてまとまらず、あまりに美学的だと独りよがりの作品になってしまいます。ユーザーとデザイナーがバリアフリーになれる許容範囲をどのように捉えているかでバランスがいいデザインになります。

これって人付き合いにもいえると思っています。自分という現実をしっかり把握して他者と接する。自分の気持ちの置き方を心得ていると、様々な「気」が邪魔しません。自身の心にも「他者」と「自分」とのバランスのよさをどう捉えておくべきかを常に意識する必要があると思います。天真爛漫はバリアフリーとは違います。成熟した思いやりが社会をつなげていると思うのです。

松井龍哉

松井龍哉

フラワーロボティクス代表

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