
いざというときにバリアフリーになる住宅(パレアナ・東京・パートナー有)
「高齢になっても安心して住めるバリアフリー対応の住宅」は理想的だとは思います。しかしその反面、高齢であっても障害がない場合は、ある程度の段差や、不便さが残っているほうが、心身の機能が衰えず、健康的であるという話も聞きました。普通の住宅に見えるけれど、いざという時にはバリアフリーに変更可能な住宅があれば最高ですが、建築費用が心配ですね。では、住み替えをシェアし合うというアイディアはいかがでしょうか?
将来を見据えた家作り(gomadharma・長野)
26年前に両親が家を建てたときはバリアフリーという考え方がまだ世の中で広まる前でした。しかし、数年前から部分的にリフォームを始め、バリアフリー対応をしています。テレビで若いカップルが建てた家を見ているとリフォームしてもバリアフリーにするのがとても難しそうな家もあります。長年住むつもりなら老後も考えた家作りが必要ではないかと思います。
元気で小柄な日本人用!?(みんつ・愛媛・パートナー無・37歳)
実家は昔ながらの日本家屋なので、細かい段差がいたるところにあります。先日180センチを超えるフランス人のお客様と食事をしたら、彼が立ったり座ったりする度に彼の額のあたりに鴨居があって、驚きとともにぶつけるんじゃないかとヒヤヒヤしてしまいました。バリアが頭上にもあったとは。つくづく元気で小柄な日本人用の家なんだなぁと思いました。
家への愛着が強く(sai1019・広島・パートナー無・26歳)
NOです。我が家は日本家屋ですが、祖母と同居していたこともあり、浴室などはバリアフリー仕様になっていました。またお手洗いにも手すりをつけたりしていました。ですが……小さな段差も多く祖母としてはそういった部分につまずいたりすることもあったようです。だからといって祖母からは「もっとバリアフリーにしてほしい」という意見は聞いたことがありませんでした。家に愛着もありいろいろと手を加えることに抵抗もあったからのようです。現在は施設にて生活をしていますが、施設内はバリアフリーになっており、つまずきなどでの転倒はないようです。祖母としてはやはり、帰宅したいという気持ちがある様子でその希望がなかなかかなえられないことは心ぐるしくあります。直接バリアフリーとは関係ないのかもしれないですが……。
住み慣れていること、片付いていること(小林哲之・東京・パートナー有・39歳)
実家はバリアフリーではありません。地方の農家で、増改築を繰り返して、段差が多くあります。ただ、そこで暮らしていた祖母が言ったことがあります。「床が平らでも、物がちらかっていたらバリアフリーじゃない。少々段差があっても住み慣れた家で、きちんと片付いていたらバリアフリーだ」と。住み慣れ、使い慣れているということは、偉大なのだと、そして片付いているといことは大切なことなのだと。