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会議番号:2801

宗教団体が政党結成することに賛成しますか?

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【開催期間】
2009年09月14日より
2009年09月18日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

井上順孝　國學院大学教授

今回の衆議院総選挙では、幸福の科学という宗教団体が、選挙前の5月に幸福実現党を結成しました。小選挙区�……

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1日目の円卓会議の議論は...

今回の衆議院総選挙では、幸福の科学という宗教団体が、選挙前の5月に幸福実現党を結成しました。小選挙区、比例区合わせて、337人の候補者を擁立しましたが、全員が落選しました。337人という候補者の数は民主党の330人、自民党の326人を上回っていました。

宗教団体が政党を結成した例としては、創価学会の公明党（1964年）とオウム真理教の真理党（1990年）があります。しかし、真理党の場合は立候補した25人が全員落選しましたので、実際に宗教団体が国会で活動する政党を作った例としては、創価学会が唯一ということになります。

ただ、創価学会の場合、1970年に創価学会と公明党の組織を分離し、政教分離違反であるという批判に対処しました。

戦後の日本国憲法は宗教団体が政治活動を行うことを認めている、というのが一般的解釈です。しかし、宗教団体が自分たちの理念を実現するために一般的な政治活動にとどまらず、政党を結成するということには、賛否両論あるかと思います。

宗教的理念を実現するためには、政治的な活動を組織的に行うことも許されるという考えもあるでしょう。宗教団体が政党まで作って社会活動するのは好ましくないという人もあるでしょう。

ここでは法律的な問題としてではなく、宗教の社会活動のあり方として、政党を作ることで宗教的理念を実現していこうとすることへの意見をお聞かせください。

井上順孝
國學院大学教授


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