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今週のテーマ会議番号:2801
宗教団体が政党結成することに賛成しますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2009年09月14日より
2009年09月18日まで
円卓会議とは

井上順孝
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講演依頼
このテーマの議長
井上順孝 國學院大学教授
円卓会議議長一覧
一週間おつきあい有難うございました。 中身の濃い議論になったと感じています。宗教について語ることは……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 国の未来を真剣に考えるのが重要 (icuco・東京都・パートナー無・39歳)
国とその未来を真剣に考えて、国民を堕落させたり衰退させたりする方向ではなく、良くなる方向に向かっていくのであるならば、そしてその器があるならば、どんな宗教であれ、政治に進出して構わないと思います。さらにいうならば、地球がこれだけ小さくなってきている(時間・空間共に)のだから、国益をベースにした上で、さらに世界の人々のことを真剣に考える、そういう志を持つのは、仏教やキリスト教など世界宗教の器を持つ、公僕性の高い団体ではないかと思います。

yes 抵抗はありますが反対はしません (うっこ・福岡県・パートナー有・46歳)
私自身は無宗教です。神棚、仏壇、十字架など一切ない家庭で育ちました。ですから抵抗はあります。しかし、自分たちの宗教に基づいた論理・哲学から政治を考えようという人たちが政党を作ること自体は構わないのではないかと思います。嫌なら、投票しなければ良いわけで、多くの人が薄気味悪いと感じる政党ならそのうち淘汰されていくだけだと思います。宗教団体というだけで目くじら立てて反対したり、過剰に恐怖を感じるのは避けたいです。

no 目的よりは手段 (しまうまぴょん・京都府・パートナー有・42歳)
政党政治を通してその団体が目的を達するためにどのような手段を取るのか、ということが一番気になります。マニフェストがあればそれをチェックすると思います。例えば「世界平和の実現」を掲げているとしても、そのために思想の押し付けととれる行為を手段としてとるならば、受け入れることはできません。政党という一定の権力を付与される団体が「宗教」という付加価値を帯びることには、過去の戦争の歴史を振り返るにつけ、常に敏感でありたいと思っています。

no 寛容さ (くわん・神奈川県・パートナー有・42歳)
突き詰めると、その宗教団体に属さない他者にどれだけ寛容であるかということになると思います。日本の歴史や日本人の性格から考えると、日本では、フランスのように宗教は政治に口出しできないとしたほうが、うまくいくように思いますが。

no 社会との乖離 (GOMA・東京都・パートナー無・37歳)
宗教団体によっては、実態の社会と掛け離れた思想や行動をしている団体も多い。この乖離を政治団体参加者が認識しているのであれば、政党結成は容認できる。しかし、宗教団体の拡大(日本を宗教団体一色にする!)などの目的があっての政党結成には、私は断じて賛成できません。往々にして後者である事が多い気がするので、NOです。

no 難しいですが (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
政党として、もし政権をとる宗教団体がでてきたら、まず確保したいのは他の宗教を信じる自由を保障することだと考えます。信仰が国を動かす手段になるのは危険だと思います。さらに、司法、立法の分野も宗教的中立を守って欲しいです。

no 目的が異なるのでNoです (e-mayumi・パートナー無・35歳)
戦争の歴史が宗教と政治の歴史と重なるので、NOです。政教分離は歴史の産物で、杓子定規に守ってやっと十分になるぐらいだと考えます。宗教は権力を求めたとき、腐敗する過程をたどってきたのだと私は思います。政治は多数の支持を得ることが最終的な目標ですが、宗教はそうではなく、目指すところが違うはずです。宗教団体が政党を作るとなったとき、チェックするポイントとしては、政策の実現がその宗教団体の宣伝になっていないところだと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
最大公約数的な意見が見えました
一週間おつきあい有難うございました。

中身の濃い議論になったと感じています。宗教について語ることは苦手な方が多いようなのですが、率直な意見がいただけたので嬉しく思います。

結果的には宗教団体が政党を結成することには賛成できない、という気持ちの人が9割近くを占めたわけですが、これも現実を反映しているのだと思います。

宗教は政治とは無縁のはずというのは、歴史や現実を知れば否定せざるを得ません。無縁であって欲しいというふうに願ったり、それを理想とすることはできますが、実際はそうではないということです。

これは別に新宗教だけに限った話でなく、伝統的な仏教宗派や神社神道でも、特定の政治家を支援したり、自分たちの主張を広げるために政治的な活動をするという例をいくらでも見出せます。

ただ、政党の結成となると、そうそう例があるわけではないので、拒否感も強くなるのかもしれません。

なぜ拒否感があるのか、また政党結成の動きがあったときに、何をチェックポイントにして判断するかという点についての議論から、一つの最大公約数的な意見も見えたようです。

それはもっぱらその宗教団体の利益追求が目的になっているのが明確なものは、「ノー」であるということです。これが排他性の強さ、あるいは寛容性のなさへの警戒と連動していると言えるかと思います。

選挙直後にやや生々しいテーマであったかと思いますが、宗教と政治の問題を考える一つの切り口としては、こういう視点も有効かと思います。

賛否いずれの立場を問わず、議論を通して考える幅が少し広くなったという方がいれば、やった意味があると思うのですが、いかがだったでしょうか。

井上順孝
國學院大学教授
井上順孝


関連参考情報
■ 「自民・公明連立政権の継続を望みますか?」
2008年の円卓会議。公明党への意見も出ています。
■ 「宗教団体はもっと積極的に社会活動を行った方が良いと思う?」
井上順孝さんの円卓会議。宗教団体の社会活動のあり方とは?
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