

「攻め」ている気がする(MARIKO)
英語を話していると、たしかになぜか自分の心のモードがより鋭敏になっているというか、日本語よりもなんとなく「攻め」の加減が多いような気はします。でも、それが本当の自分かと言われると、どうかという気がします。やはりどうしても日本語が母国語なので、まだ日本語のほうが本音を出しやすいと思います。わたしの英語が未熟だからという問題もありますが……。
戦闘モード?(まつげ)
戦闘的モードというと言いすぎでしょうが、かなりはっきりとものを言うようになります。声もより低く、腹式呼吸で発声して(笑)。思っていることをストレートに言えるのは、母国語よりも英語のほうかも。言っても許される言語なんでしょう。
英語と標準語と関西弁を使い分ける女(もーも・大阪・既婚・34歳)
今は主婦ですが会社勤めの頃、同僚や先輩から「英語と標準語と関西弁を使い分ける女」と言われていました。電話を取次ぎする時の美しくかわいらしい高い声での標準語とは豹変して、英語の時は「ハラが座っている」感じになって別人のようだというのです。ちなみに彼らいわく「あんたの英語は大阪弁と同じトーン」だそうで、低くドスのきいたわたしの大阪弁と英語には「きっぱりしたしゃべり方」という共通点があったのかもしれません。
日本に帰ると引っ込み思案……(キョロA・東京・未婚・42歳)
外国に行くととてもいろんなことがはっきり見えてくることがあります。英語も顔や体全体を使って話ができてくるし、おしゃれも自分流儀に楽しめる様になってしまいます。そして、日本に帰ってくるとまたいつもの引っ込み思案で周りに合わせている自分に戻ってしまいます。ところが、外国から友だちが来るとまた自分らしさに戻れます。もう20年程前からこのことには気付いていましたが、どこにいても「わたしはわたし」がいまだにできません。日本というのは個性を表面に出すのが難しい国だと思います。とくに田舎に帰省するとそれはもっともっと難しくなって、なんだか環境はすばらしいのにのびのびできなくて、情けなく思います。英語も全然出てこなくなってしまいますね。
アウトゴーイングになれる!(hulagurlk・アメリカ・未婚・29歳)
モードは変わります。英語を話してる時のほうが、もっとストレートになれるというか、アウトゴーイングになれてる自分に気づきます。気楽ですよね、それに。なんか、リラックスできてるっていうか。英語ぺらぺらなわけではないけど……。だから英語で話すほうが好きです。日本語のほうが言葉の面では楽だけど。

自分の言葉を(紘子)
18歳の時に英語での生活を始めた頃は、日本語で話す自分と英語で話す自分にどこかギャップがあるように感じていました。でも今は、どの言語を話していても、それを自分の中に取り入れることができれば、そのギャップに苦しむことは少なくなると感じています。それはきっと日本語が自分の言葉で、英語が仮の言葉、つまり辞書を使うように自分の英語の頭を使うと、どこかしっくりこない感覚が生まれてしまうからではないでしょうか。どの言語でも日本語との間にギャップは生まれると思います。でも、だからといって自分が変わるわけじゃないと思うんです。自分のコトバじゃないコトバを口にするから、なんとなくギャップを感じると思うんです。自分のコトバを自分の心から言えること、それがどの言語を話していても本当の自分のままでいられるということではないでしょうか。

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